右の頭が痛い原因は偏頭痛?ズキズキ痛む症状の対処方法



偏頭痛の原因と対処法 

偏頭痛で苦しんでいませんか?
頭痛は最も知られている症状であり、「頭痛を経験したことのない人はいない」と言われるほどです。
特に偏頭痛は多くの人を悩ます厄介な頭痛。
「右の頭がズキズキ痛い!」と感じたことも多くあるはずです。
そんな偏頭痛ですが対処法がないわけではありません!
頭痛を理解して、対処することで偏頭痛から解放される方も多いです。
あなたはどんな対処法を知っていますか?

頭痛って?

頭痛は日常でもよく聞く症状ですが、一体どんなものを言うのでしょうか。
実は「日常的に起こる頭痛」「症候性頭痛(二次性頭痛)」「慢性頭痛(一次性頭痛)」の大きく3つに分類することができます。

日常的に起こる頭痛

二日酔いの頭痛やかき氷を食べて起こるキーンとする頭痛など日常的に起こり、原因がはっきりしている頭痛。

症候性頭痛(二次性頭痛)

くも膜下出血、脳出血、髄膜炎、脳腫瘍などの脳疾患などが原因となる頭痛

慢性頭痛

慢性頭痛には、偏頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の3つがあり、ここに今回のテーマである偏頭痛が分類されています。

このように頭痛には、様々な原因があり、少しとても複雑な領域と言えます。
しかし、偏頭痛は他の頭痛とは違った特徴があります。

もじゃ子
頭痛と言ってもたくさんの種類があるんだね。
ぼーちゃん
そう!だから場合によっては専門医の受診が必要だよ。

偏頭痛とは

日本人の8%は偏頭痛と非常に多い疾患で、男性に比べ女性が3倍以上も多いと言われています。
偏頭痛は、片側または両側の頭に起こり、脈をうつようにズキズキと痛みます。
また月1-2回、週1-2回など周期的・発作的に起こることが特徴で、いったん痛みが起こると仕事ができない状態になったり、寝込んでしまうなど、日常生活に支障をきたすことが多いです。
持続時間は数時間程度のこともあれば、3日間程続くこともあります。

コメント

もじゃ子
痛みの強さや症状って人によって違うんだね。
ぼーちゃん
周期や持続時間も違って偏頭痛と言っても人によって別物なんだよ。

偏頭痛の原因

今まで血管説などと多くの仮説が言われてきたのですが、現在では三叉神経血管説という考えが主流となっています。

三叉神経血管説

三叉神経は脳にある神経でもかなり大きい神経で、主に顔面の感覚や頭の血管を広げたり縮めたりということを行っています。

そのため、何らかの刺激が三叉神経に入ると、脳の血管を拡張させ、それに伴って炎症という赤く腫れた状態が起こり、それがさらに頭痛に関わる神経に刺激を与えることで偏頭痛が起こってしまいます。

偏頭痛の対処法

トリプタン系薬剤

第1に効果が高い選択肢となりますが、専門医を受診し「トリプタン系薬剤」を処方してもらうことが最重要の対処と言っていいと思います。
どんなことよりも中から効く薬は頼りになる存在です。

頭を冷やす

偏頭痛の原因でも話しましたが、何らかの刺激による血管拡張から偏頭痛への経路を進んでいくため、頭や首にかけて冷やしてあげることも痛みの軽減に効果的だと言われています。そのため、冷やすことによる血管収縮を起こすことで、三叉神経への過剰な刺激を抑えることができます。
また冷えピタなどによって頭を冷やしてあげることでも痛み軽減につながります。
お腹が痛い時にお腹をさすると少し楽になることを経験していると思いますが、その原理と同じなんですが、意外と侮れない対処法なのでオススメです。

マッサージ

マッサージも人によっては効果的だと言われていて、マッサージする部位は図で表している筋肉・首まわりや後頭部から頭のてっぺんまで行います。
最初は軽くさするように全体をマッサージして、徐々に強くして言います。そうしている間に自分で気持ちいい場所や硬い場所がわかってくるはずですので、そこに対して揉むようにマッサージしてあげてください。10分から15分が理想でするの、テレビを見ながらやるのがいいかもしれませんね。

souboukin

kyousanyutotukin

日常生活にも影響してしまう偏頭痛。
人それぞれによって大きく症状は変わりますが、これらの対処法によって改善する人が意外と多くいます。
ぜひ試してみてください。

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