乳腺炎の症状は?マッサージで痛みをやわらげる方法!



母乳で子育てを考えている方や、今現在母乳で子育て中のお母さんに注意してほしいのが乳腺炎です。
実は今現在10か月の娘を母乳で育てているのですが、つい数日前に乳腺炎にかかりました。
今回は、私の経験をもとに、どんな症状があるのか、どんな緩和方法があるのかをご紹介したいと思います。

もじゃ子
女性特有の病気だよね!今授乳している人も、これからの人も、知っておく必要があるよね!

乳腺炎とは?

乳腺炎とは、乳腺が詰まってしまい、詰まってしまった場所で炎症を起こしてしまう病気です。
細菌の感染で起こる乳腺炎と、母乳が固まって詰まってしまう乳腺炎があります。
通常は数日で炎症が収まるのですが、悪化してしまうと慢性乳腺炎急性化膿性乳腺炎などがあり、最悪の場合は手術が必要になります。
4人に1人はかかる可能性があり、その中でも5人に1人が重い乳腺炎にかかってしまう様です。

もじゃ子
4人に1人の割合は、とても確率が高いね!誰でもなる可能性があるから、注意したいね!

乳腺炎の症状は?

乳腺炎の症状は、いくつかあります。
一番は胸が痛くなることです。
触ると痛い場合や、触らなくても痛い場合もあります。
また、痛いところに”しこり“ができたり、赤くなったりと、他の症状が一緒に出ます。


次にが出ます。
38度以上の熱が急に出るため、体の関節が痛くなる場合があります


他にも、乳腺炎になってしまうと、母乳が体内で作られているのにも関わらず、それに見合った量が外に出なくなってしまいます。
そのため、たまった母乳は白いはずが、黄色っぽくなります
黄色い母乳は、赤ちゃんにとって不味いようで、しょっぱく感じるようです。

もじゃ子
おいしくない母乳を赤ちゃんにあげるのは嫌だね!

乳腺炎の痛みをやわらげる方法

上記に書いたような症状があり、乳腺炎の可能性が考えられる場合、どんなことをしたら痛みをやわらげることができるのでしょうか。

乳腺炎の一番の治療法は、赤ちゃんに母乳を吸ってもらうことです
赤ちゃんに吸ってもらうことで、詰まってしまった所を通るようにすることができます。
しかし、痛くてこの方法がつらい場合は、冷やすことも効果的です。
冷やすといっても、保冷材などでキンキンに冷やしてしまうと、母乳が出なくなってしまう可能性があります。
そのため、濡らしたキャベツや、お水で濡らして固く絞ったタオルなどで冷やしましょう
また、授乳中でも飲むことのできる痛み止めもあるため、あまり我慢せずに服用してもいいと思います。


中には、マッサージをする方もいます。
このマッサージは、軽めの乳腺炎では効果があります。
しこりになってしまっている場所を、やさしく揉みほぐす方法です。
しかし、痛みを我慢しながら強くマッサージをすると、乳腺に傷が付いてしまう可能性があります。
自分でマッサージをする場合には、十分注意してください。

もじゃ子
自分で何とかしたい人は、マッサージもいいかもしれないね!

乳腺炎の経験談

私は、夜中に突然左胸の一部が痛くなり、しこりのようなものが出来ました。
そのまま朝まで、夜中も何度か添い乳状態で授乳をしていましたが、改善されませんでした。
朝になり、急に寒気と関節痛があったため熱を測ると38度2分あり、病院へ電話をしたところすぐに来るようにと言われました。
病院に到着すると、助産師さんが状態をみてくれたのですが、胸のしこりや痛み、自分ではわからない程度の赤みや発熱から、乳腺炎と診断されました。
その後、助産師さんによってマッサージしてもらったのですが、これが激痛でした。
マッサージ中に、出てきた母乳を見せてもらったのですが、一部黄色い母乳が出る場所がありました。
娘が左側だけ吸ってくれる時間が少なかったのですが、それはこの黄色い母乳が不味いからと言われました。
血液検査をしたところ、ウイルス感染の可能性はなかったため、授乳中にも飲める解熱鎮痛剤のカロナールと、母乳を出やすくして詰まったものを外に出すための漢方排膿散及湯・小柴胡湯を処方されました。
2日間は安静にするように言われましたが、2日目の夜には痛みもほとんどなく熱も下がり、回復しました。
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助産師さんやお医者さんからは、疲れや寝不足でなる場合が多いため、休息を取りましょうと言われました。
お母さんは簡単には休めないと思いますが、少しの時間でも横になることで、体を休めることができます。
たまには周りに頼って、休息時間を作ることをおすすめします

もじゃ子
子育てで忙しいお母さんは、自分のことは後回しにしがちだけど、お子さんがお昼寝の時に一緒に寝るとか、休息時間を作るようにしたいね!

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