赤ちゃんのあせもは皮膚科?小児科?薬のステロイドやロコイドの副作用は?



赤ちゃんがあせもになってしまったとき、みなさんはどうしていますか?
市販の薬で治療をしている方や、自然治療で清潔を保ち様子を見ている方もいらっしゃると思います。
しかし、あせもに種類があるのはご存知ですか?
自然に治せるあせもと、適切な薬で処置をしなければならないあせもです。
赤ちゃんの肌は敏感ですし、無意識に掻いてしまう可能性があるため、早めにしっかり合った対処法を行わないと悪化してしまい、他の場所にも移ってしまう「とびひ」になってしまう可能性があります。
そうなってしまうと、強めの薬を必要とし、治るまでに時間がかかってしまうので、避けたいですよね。

体験談

これは私の体験談ですが、小さいころからあせもに悩まされていて、アトピー気質だったこともあり、母にこまめに病院へ連れて行かれたのですが、高校生ぐらいから病院へ行くのが嫌で、”そんなに酷くないからもう行かなくていいや“と思うようになり、行かないで様子を見ることが多くなりました。
しかし、”まだ大丈夫”と思っているうちに悪化してしまい、今では慢性化してしまいました。
毎年夏になと、同じ場所に湿疹ができ始め、冬にも乾燥で同じような湿疹ができてしまいます。
娘には同じ経験をさせないように、少しでも湿疹ができ始めたら、早めに病院へ連れて行くようにしています。

赤ちゃんは皮膚科?小児科?

赤ちゃんにあせもが出てきたとき、みなさんは皮膚科小児科どちらの病院へ連れて行かれますか?
私は皮膚科に連れて行きます
もちろん小児科の先生も、しっかり診察をして症状に合った薬を処方してくださいますが、私の経験上、最初から強い薬を出されることが多かったのです。
最初から強い薬を塗ると、治るのは当然ですが、できれば赤ちゃんの肌に、余計な刺激は与えたくないと考える親は、私だけではないと思います。
皮膚科では、当たり前ですが、皮膚の症状について専門家ですので、「早く治してあげたいけど、強い薬は心配」としっかりお話しすれば、それに見合った薬を処方してもらえます。
また、治りが悪い時には、少しずつ強さを調節してもらえたり、薬以外に肌に良い方法を教えてもらえるところもいいと思います。
しかし、皮膚科のデメリットとして、大人の方がたくさんいることがあげられます。
狭い待合室で赤ちゃんがぐずってしまうと、少し居心地が悪いです。
また、総合病院などの大きい病院であれば問題ないと思いますが、個人病院へ行くと、赤ちゃんのオムツを替える場所がないところが多いです。
そういった面では小児科のほうが安心ですし、皮膚以外に機嫌が悪かったり、下痢をしているなどの症状がある場合に診てもらえます。
皮膚以外にいつもと違う症状がある場合には、小児科で診てもらった後に皮膚科へ行くのもいいかもしれませんね。

薬はどんなものがある?

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薬についてですが、ステロイドという強めの薬と、非ステロイドの弱い薬があります。
ステロイドには”コロイド“”キンダベード“”リンデロン“などが処方されることが多いです。
しかし、使い続けることで皮膚に負担がかかり、中には塗った後紫外線に浴びると、色素沈着を起こしてしまうものもある様で、皮膚科の先生から注意を受けたことがあります。
非ステロイドには、”コンベック“”スタデルム“”アズノール“などがあります。
こちらは炎症を抑える効果はありますが、ステロイドとは反対で効き目が弱いため、治るのに時間がかかったり、治りにくく悪化してしまうこともあるそうです。

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病院の先生としっかり相談をして、薬を上手く利用してください。
お子さんのあせもが、早く治りますように。

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