長崎くんち2015の日程、混雑状況や踊り町や庭見せの魅力を徹底説明!



長崎くんちを知っていますか?
「長崎くんち」は、長崎県長崎市の諏訪神社の秋期大祭です。国の重要無形民俗文化財に指定されています。
江戸時代唯一海外との玄関口となっていた「長崎の出島」があった影響からか、ポルトガルやオランダ、中国などの南蛮紅毛文化の要素が色濃く残った独特な「演し物」(だしもの)が特色です。
ダイナミックに繰り広げられるその世界に多くの人が魅了されることでしょう。

長崎くんちの日程

長崎くんちは例年10月7日から9日までの3日間開催されます。
今年も変わらず平成27年10月7日(水)~平成27年10月9日(金)の間で開催されます!
雨天・荒天等で変更があるようなので、当日の開催情報にも注意してください。

踊町とは

長崎くんちでは、諏訪神社の氏子である長崎市の59町が5~7町ごと7組に分かれて、「演し物」と呼ばれる様々な演目を年ごとに奉納します。そして、その年の当番となった組の町を「踊町」と呼びます。
今年の踊町は以下の通りです!
◯金屋町  本踊(ほんおどり)
◯西古川町 櫓太鼓(やぐらだいこ)・本踊(ほんおどり)
◯新大工町 詩舞(しぶ)・曳壇尻(ひきだんじり)
◯諏訪町  龍踊(じゃおどり)
◯榎津町  川船(かわぶね)
◯賑町   大漁万祝恵美須船(たいりょうまいいわいえびすぶね
◯新橋町  本踊(ほんおどり)・阿蘭陀万歳(おらんだまんざい)

傘鉾(かさほこ)は7町すべてで奉納します。また、特別枠で磨屋町、本紙屋町も参加します。

2008年出演時の様子

踊町のお勤め

踊町は、6月1日の小屋入りから練習を始め、10月7日から諏訪神社への奉納を行います。

6月1日 小屋入り
稽古始めの日といわれています。この日、踊町は諏訪神社と八坂神社の2社(町によっては伊勢の宮にも)に参拝し、練習と本番の無事を祈願します。午後からは関係各所に「打ち込み」と呼ばれるあいさつ回りを行います。

10月3日 庭見せ
この日の夕方から夜までの間、各踊町の各戸でくんちで使用する傘鉾や衣装などを飾ります。

10月4日 人数揃い
午後から各踊町で、町内の人たちに演し物をお披露目する。衣装や飾り、演技も本番通り行われます。

長崎くんちの歴史

ぼーちゃん
長崎くんちの「くんち」って何なんだろう?
もじゃ子
「くんち」には諸説あるらしいんだけど、昔長崎くんちが開かれていた9月9日(くにち)に由来する説が有力ね!

長崎くんちは、1634年(江戸時代初期の寛永11年)に、謡曲「小舞」を遊女である高尾と音羽の2人が奉納したことに始まるといわれています。これは時の長崎奉行・榊原肥前守が、キリシタン宗門一掃の目的で、諏方神社初代宮司・青木賢清に開かせたものともいわれています。その後、くんちは南蛮紅毛文化等、様々な要素を取り入れながら発展し、現在の形となりました。
1979年には国の重要無形民俗文化財に指定され、「長崎の」というよりは九州を代表するお祭りの一つとなっていますね!

交通規制情報

例年、諏方神社周辺と踊町で、かなり大規模な交通規制が敷かれます!
まだ詳しい規制は公表されていませんが、この日の長崎市では自動車の利用は控えた方が正解かもしれませんね!

長崎くんちの口コミ

だんだんと盛り上がり始めていますね!
異国情緒溢れる長崎くんち、一度見ておいて損はありません!
ぜひ恋人、家族、友人と一緒に見に行ってみませんか?

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