2016年京都葵祭の日程と斎王代やコースや見どころ、交通規制情報



京都三大祭りといえば、春の「葵祭」、夏の「祇園祭」と秋の「時代祭」ですが、そのトップを飾る葵祭が毎年5月15日に執り行われます。
2015年の「葵祭」は王朝装束で総勢511人、牛馬は計40頭、長さ約800メートルの行列が、フタバアオイを揺らして都大路を進み、沿道にはおよそ2万2千人の見物客で埋まったと報道されました。
平安時代の王朝文化が色濃く残る神社仏閣が数多くある日本の古都京都。平安絵巻を再現した「葵祭」をご紹介します。

葵祭とは

葵祭の呼び名は、内裏の御簾(みす:大名や公家などが部屋の中や外を分けるのに使われていたスダレ)・御所車・勅使(チョクシ:天皇・皇帝・王など国の元首が出す使者)など行列の全てが葵の葉を桂の小枝に挿し飾ることからいわれるようになりました。

引用元:http://kitayama3.jp/kumogahata/457/

京都の春の風物詩「葵祭」は、上賀茂神社と下鴨神社の例祭です。平安時代から1000年以上も続く古式豊かなお祭りで、朝廷の最も重要な祭祀として国家的な行事として行われています。紫式部の「源氏物語」の中でも、主人公の光源氏が葵祭の勅使を務め、妻がその行列を見る場面が記されています。葵祭が、平安の時代からの重要なお祭であったことが分かりますね。
何と言っても見どころは、平安の王朝文化を残す行列です。乗尻(のりじり)といわれる騎馬隊が先導して練り歩く長さはおよそ1kmといわれています。
行列の主役は天皇の使者で、行列の最高位者である勅使ですが、近年では、雅やかな衣装を装う斎王代(さいおうだい)が主役だと見られています。

引用元:http://www.the-kyoto.jp/topics/05aoi/index3.html

「斎王」(さいおう)とは、賀茂神社に御杖代(みつえしろ:神や天皇の杖代わりとなって奉仕する者)として仕えるために皇室から差し出された内親王・女王のことです。
今年も葵祭のヒロインを務める第60代「斎王代(さいおうだい)」が発表され、航空会社スカイマークの客室乗務員、白井優佐(しらいゆうさ)さん(26)に決定されました。

引用元:http://hanagasumi49.blog121.fc2.com/blog-entry-462.html


もじゃ子
今年は、斎王代以下女人列御禊神事は上賀茂神社で行われるそうですよ。

行列はどのようなコースを通るでしょうか?

1)京都御所を(午前10時30分)に出発し堺町御門 → 丸太町通 → 河原町通 → 下鴨神社に到着(11:40)します。
2)下神神社にて社頭の義が行われます。
3)下神神社を(14:20)出発し下鴨本通 → 洛北高校前(14:40) → 北大路通 → 北大路橋(14:55) → 賀茂川堤 → 上賀茂神社に到着(15:30)します。

観覧有料席はどこ?

当日はかなり混雑が予想されますが、有料でもいいので落ち着いて見物したいという方は、京都御所と下鴨神社に「路頭の儀」の有料観覧席が設けられます。
料金は2,050円、全席指定、チケットはローソンやファミリーマートなどのコンビニ、チケットぴあなどで前売り販売されます。

上賀茂神社の有料観覧席は、当日販売で1,000円で当日の天気により決行の場合、上賀茂神社で販売開始だそうです。
下鴨神社、上賀茂神社での「社頭の儀」の拝観の初穂料は5,000円です。

アクセス

京都駅から京都御所へは地下鉄烏丸線で最寄り駅:今出川から徒歩およそ5分・丸太町駅から徒歩およそ5分です。

会期・会場と問い合わせ先

▼会期:今年も5月15日〔日曜日)の行われる予定ですが、雨天の場合は翌日に延期されます。行列が中止かどうかは当日の朝決まりますのでお天気が怪しいときはご確認を。
*関連行事は1日(日曜日)から20日(金曜日)まで行われます。

▼会場:上賀茂神社・下鴨神社(行列は京都御所~下鴨神社~上賀茂神社)です。

▼問い合わせ先: 
京都市観光協会 TEL:075-752-7070
上賀茂神社:京都府京都市北区上賀茂本山339 TEL:075-781-0011
下鴨神社:京都府京都市左京区下鴨泉川町59 TEL:075-781-0010

まとめ

いかがですか?豪華絢爛の平安絵巻を再現する葵祭で、優雅な時代にタイプスリップした気分になってみませんか?

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