にんにくの栄養と健康美容効果とカロリー食べ過ぎは要注意!匂いの対処法も



にんにくは昔から身体にいいといわれていますが、チョットにおいが気になります。
でも、にんにくの臭いが健康や美肌効果につながる成分の素なのです。

あの特有のにおいのもとは、硫化アリルの一種アリシンという物質です。
身体に取り入れたビタミンB1を吸収しやすくし、疲労回復や滋養強壮に効果があります。
実際、にんにくは、どのような効果があるのでしょうか?

もじゃ子
独特なあのにおいが健康の素なのね。

★健康・美容効果

●老化を防ぐ
皮をむいたリンゴを、そのまま放置しておくと茶色に変わってきますよね。あれは空気中の酸素に触れて酸化したことが原因ですが、酸化が原因で老化がすすんでいくのです。
にんにくに含まれているアリシンという成分は、人間が本来持つ抗酸化作用を活性化させて老化の原因と言われている酸化を防いでくれます。
そのため、毎日にんにくを食べれば、サビにくく肌質を良くするアンチエイジングの美容効果も期待されています

●疲労回復や滋養強壮に
にんにく特有のにおいの素であるアリシンという物質は、硫化アリルの一種です。
これはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮に効果があります。
アリシンは、体内のビタミンB1と結合すると、アリチアミンという物質に変わります。
これは、ビタミンB1と同じ働きをしますが、違いはアリチアミンは体内で蓄えることができ、腸内細菌によって壊れにくいので、ビタミンB1の体内への吸収率が通常のB1に比べて5倍も高いということです。
ビタミンB1は不足すると疲労物質がたまりイライラします。だるくなったり、倦怠感が続く原因になります。
効率的にB1を身体に吸収するためには、にんにくは最適な食材ですね。

●美肌効果
にんにくに含まれているスコルジニンには「新陳代謝を促す働きがある」ということは⇒代謝が良くなることで細胞が活性化しお肌の質もアップします。
アリシンから作られるアリチアミンはビタミンB1と同じ働きをしてくれるので、疲労回復が期待でき、お肌も活性化するわけです。
実際、血の流れがよくなかったり、代謝の悪い人は、皮膚の下に老廃物がたまり、お肌のむくみやたるみの原因になります。

●免疫力を高める。
アリシンには、「免疫力を高める働きがある」ということは⇒がんの予防にも効果があるということです。

●冷え性・高血圧・動脈硬化・血栓の予防
にんにくを食べることで血液がサラサラになり血流をよくしてくれます。血行が良くないことで起きる病気には効果が期待されるということです。

●殺菌効果
アリシンには強い殺菌作用があります。
恐ろしい結核菌、ブドウ球菌、赤痢菌、チフス菌など、数々の菌に対して、抗生物質として働くことが実証されたそうです

★匂いが気になる人には

にんくは身体にいいことは分かっていても、匂いがきついと思っている人には、にんにくの芽がオススメです。
にんにくの芽はにおい柔らかいので、食べやすいですよ。
また、にんにく玉の有効成分のほかに、カロテンや食物繊維そしてたっぷりのビタミンCも含まれています。

★賞味期限と保存方法

保存状態により違いがありますが、常温より冷凍保存のほうが長くもちます。
目安として、温かい時期は1週間 寒い時期は2週間です。ビニール袋に保存するとカビが生えてくることもありますので気をつけてください。
また直射日光があたるところに置いておくと、芽がでてくることもよくあります。

冷凍にするとだいたい2ヶ月くらいはもちますので、買いだめをしたときなどはタッパーやジップ付きの袋にいれて、冷凍保存がオススメです。
また、ガーリックオイル漬けやにんにくじょうゆも、おいしく頂ける便利な保存方法です。

引用先:https://goo.gl/ApHQoc

もじゃ子
*にんにくの皮をさわって中身が柔らかい、卵が腐ったような匂いがしたら腐っているから気をつけて

★カロリーと副作用は

にんにくのカロリーは100g当たり134カロリーです。ちなみに、ごはんは100gが168カロリーです。

●摂り過ぎは禁物
身体に良いとは言うものの、摂り過ぎはやめましょう。にんにくは成分が強過ぎるため、摂り過ぎると胃腸に悪影響を与える事もあります。
体型など個人差によって違いがありますが、ご参考までに、1日で食べられるにんにくは
・生で1日2g以下
・火を通したもので、まるごとにんにく1~2個まで
あくまで目安なので、胃腸の弱い人など、体調を考慮して取るようにしてください。

にんにくは身体にいいといわれる絶対王者として世間に知られていますが、なにごともほどほどに、バランスのとれた食事をすることが一番の健康の秘訣ですね。s005_428

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