不正出血が茶色!生理後や生理前の症状の違いや腰痛や腹痛がする時の対処法や原因



女性の方なら、一度は心配になったことのある症状の中に、”不正出血“があるのではないでしょうか。
生理とは違うタイミングで出血がある不正出血ですが、急に起こるためどうしたらいいのかわからないですよね。
今回は、突然ある不正出血について、どんな原因があるのかなど、詳しくまとめてみたいと思います。

もじゃ子
女性特有の症状だけど、どんな病気が隠れているのか気になるね!

不正出血とは?何が原因?

先ほども少し書きましたが、不正出血とは生理とは違うタイミングに、茶色い出血をすることを指します。
不正出血といっても、正式な病名ではなく、出血の原因となっているものはたくさんあげられます。

どうして出血してしまうのかは、なんの病気が原因かによって違いますが、ホルモンバランスの乱れ子宮内膜症などの子宮内部からの出血かぶれやただれなど膣や外陰部から出血することもあります。
不正出血は長期間放置してしまうと、貧血や重大な病気の進行など、いいことはありません。
早めに病院で検査をし、”何が原因“で”どこで出血しているか“をはっきりさせる必要があります。

もじゃ子
原因がはっきりしないと、どうしたらいいのかわからないね。。。

生理前後に茶色い不正出血?

茶色の不正出血の一番多いの原因は、ストレスによるホルモンバランスの乱れです。
生理前や生理が終わった後に不正出血がある場合には、「卵巣機能不全」という病気が考えられます。

強いストレスや不規則な生活が続くと、ホルモンバランスが乱れます。
すると、子宮内膜の増殖・剥離の生理システムがうまく働かなくなり、不正出血を起こします。
また、無理なダイエットをした場合でも、ホルモンバランスが崩れるため、不正出血が起こりやすくなります。
student-849825_1280
仕事や私生活でストレスを感じやすくなっている現代。
生活スタイルを見直し、ストレス軽減の方法を探し、症状が悪化する前にストレス解消を心がけましょう

もじゃ子
ストレスを抱えている女の人は多いと思う!それが原因でも不正出血は起こるんだね!

腰痛や腹痛を伴った不正出血の原因は?

girl-414378_1280
おなかや腰に痛みを伴う不正出血は、すべてが病気とつながっているとは言えませんが、何かしら病気のサインの可能性があります。
すべてではありませんが、いくつかご紹介します。

子宮内膜症
生理痛ひどい方に多く見られる病気です。
子宮内膜と呼ばれるものに似た組織が子宮内以外に発生し、女性ホルモンの刺激を受けて増殖する病気で、女性の10~15%に存在していると言われています。
下腹部に痛みが起こる場合が多い様で、不正出血以外にもまれに下血や血尿などの症状が出ることもあります。
妊娠・出産の際に、治ることも多い病気です。

子宮頸がん
この病気は、性交渉によるウイルス感染が原因と言われています。
しかし、中には遺伝子の不安定性や免疫など、感染した方の体質が関係してくるため、すべての人ではありません。
ほかにも、血尿血便排尿障害などが症状としてあげられます。

卵巣がん
女性の70人に1人の割合で発症するガンです。
そのうち85%は良性のものであると言われているようです。
自覚症状はあまりなく、サイレントキャンサーと言われています。
がんが大きくなると、不正出血下腹部のしこり圧迫感やそれに伴う頻尿などがあります。

感染症による炎症
性器クラミジア感染症淋菌感染症などの感染症が原因で、卵管が炎症を起こすことでも不正出血が起きます。
卵管の炎症は、子宮頚管炎や膣炎からきていることも多く、そのまま放置してしまうと不妊症流産切迫早産などの妊娠に大きな影響が出る可能性があるため、早めの治療が必要です。
不正出血以外にも、下腹部の痛みおりものの増加性交時の痛みなどがあげられます。

もじゃ子
痛みがある場合は、簡単に考えてはいけないね
大きい病気になる前に、しっかり対処しておく必要があるね!





鮮血の不正出血の場合はこちらも確認ください。
女性の90%が起きる病気ですが、症状が軽いからといって放置しがちな病気です。
いろんなパターンによる、出血がありますのでご確認ください。

茶色でなく、鮮血の場合はこちらの記事を参考にください。

不正出血が鮮血で止まらない時は?多量の場合はしっかりチェック!

2015.10.20

不正出血が鮮血!生理後や生理前の症状や原因の違い、少量の場合は?

2015.10.18

最後に

何か異常や違和感を感じても、婦人科に行くのは抵抗がある方は多いと思います。
定期的に検診に行ける方はいいのですが、いけない場合には何か違和感があった時は早めに病院へ行きましょう。
また、今回ご紹介した不正出血の場合、何かしらの病気が関係している可能性があります。
のちに妊娠に関係してくる可能性もあるため、早めの対策が必要です。
今回の記事を読んで、1人でも多くの方が検査に行ってもらえたら、うれしいです。

もじゃ子
少しでも気になることがある人は、怖がらずに病院に行きましょう!

あなたにオススメのコンテンツ