夏バテの初期症状と予防対策!



夏真っ盛り。クラスや職場なんかに行って周りを見渡すと必ず三人くらいはぼっといて机に突っ伏したり、教科書や書類なんかでだるそうに自分を仰いだりしています。そういうのを見るとほぼ無意識に「夏バテ?」と聞きたくなるものです。ここでは夏バテを早期発見し、直すための方法の一部を紹介しようと思います。sea-84629_640

夏バテの初期症状

・全身が何となくだるい
・頭がぼーっとする
・食欲がすぐれない
・下痢気味、もしくは便秘気味
・すぐ疲れる
・やる気が出ない
・軽いめまいがする

などなど、熱中症の初期症状には様々なものがみられますが、要するに、「あ~、なんか、だりい~。」となるのが夏バテの初期症状ととらえていいようです。まあ、このような精神状態になることは夏バテ以外にも珍しいことではないので、何となく今日は調子が悪いだけ、などと見落としてしまいがちになります。しかし、こういった状況が続くときには注意が必要ですね。また、熱中症と間違えてしまうこともしょっちゅうあるようですので、慎重に判断しましょう。

夏バテの対策

休養をとる
 夏は、熱いということだけで、かなりの体力を消耗すると考えなければなりません。そして、体力を消耗することをした後、私たちは自然によく休養を取ろうとします。体の持っている自然な適応規制ですね。しかし、夏バテに関しては体力の消耗になかなか気づけないのが現状です。暑くて暑くて死にそうなくらいの日差しの中から、鳥肌が立つほど冷房の効いたコンビニの中に急に入ったりする⋯⋯体が疲れないはずないのです。
冷房を下げ過ぎない
そして、先ほどの「休養をとる」と関連していますが、かつてわれわれが原始人として野山を駆け回っていたころ、外気温の変化というものは何時間もかけておこる、緩やかな変化のはずでした。そして、われわれの肉体もそれに合わせていたんですね。しかし、現代になって、冷房の効いた屋内と、カンカン照りの屋外を私たちは行ったり来たりするようになりました。もちろん、私たちの体自体はそういった状況を想定してはいません。自律神経がそういった調節を担っていますが、温度差が激しいほど仕事が多くなり、知らず知らずの間に疲れ切ってしまいます。そこで、冷房と外気温の差を小さくしてあげましょう。できれば28℃、強めても26℃くらいにとどめるべきです。また、扇風機と併用しますとさらに効果的です。今年の夏は冷房の温度を少し上げて、代わりに扇風機を動かしましょう。そのほうが電力消費も抑えられるらしいのでいいことづくめですね。a1180_014515

水分をとる
いうまでもないことかもしれませんが、熱い環境下ではより、人間には水が必要になります。そういうわけで、緑茶を買って一気にがぶ飲み⋯⋯としたいところですが、少し注意が必要です。緑茶やウーロン茶、紅茶、コーヒー等、カフェインを多く含んだ飲み物には利尿作用があり、あまり水分を体内にとどめることができません。それどころか摂取した水分以上に体外にださせてしまうこともあるという話ですから驚きです。夏場は、できるだけ麦茶やカロリーオフのスポーツ飲料、あるいはただの水なんかを飲むようにするとよいでしょう。
冷たいものを摂取しすぎない
先ほどからたびたび登場するキーワードになっている「自律神経」ですが、胃腸の管理をしているのもこれです。そして、胃腸をもっとも活動させやすい温度は人間の体温になっています。そこに冷たいものを大量に投入すると、自律神経は冷めてしまった胃腸を頑張って人間の体温と同じくらいの温度に引き上げようとします。そうしてまた、自律神経君に負担がかかるのですね。できるだけ、常温の水を摂取するようにして、自律神経君の負担を減らしてあげてください。a0055_000750
栄養をとる
疲れることを成し遂げた後、私たちは栄養を摂取しようとします。それはここでも同じですね。暑い夏の一日を乗り切るのは体にとって、特にいろいろと特殊な環境下に置かれている現代人にとって、非常に疲れることであるわけです。栄養を取って次の日に備えなくてはなりません。特に夏バテに効く食べ物についてはこちらをご覧ください。http://www.weddingpark.net/magazine/3977/
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まとめ

夏バテは、自律神経君の疲れから引き起こされるので、できるだけ自律神経君の仕事を減らしてあげましょう。

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