突発性発疹はうつる?不機嫌な時の対処法、発疹画像や熱が出て時の治療と予防



赤ちゃんがいるご家庭で、一般的に生まれてから一番最初に熱を出す原因と言われている病気に、「突発性発疹」というものがあります。
突発性発疹が一番最初の病気の場合、突然の発熱で、38度~39度台の高い熱が出るため、びっくりしてしまう方が多いようです。


もじゃ子
びっくりして慌ててしまう前に、どんな症状なのか知っておく必要があるね!

突発性発疹とは?うつる?

突発性発疹とは、その名の通り”突然発症する発疹“です。
大体が、胎内で母親からもらっていた免疫がなくなる頃の生後6か月~1歳ぐらいの間にヒトヘルペスウイルスと呼ばれる急性ウイルスの感染症です。
遅くとも3歳までにほとんどの子供が感染し、中には2度かかる子もいる様です。
私の9か月になる娘も、先日かかりました。

突発性発疹はウイルス性の感染症のため、飛沫感染や接触感染などでうつる可能性があります。
しかし風邪やインフルエンザの様な感染力はなく、ほかの感染症と比べると感染力は弱いです
そのため、人の多いところで感染したり、保育園や幼稚園で流行することはほとんどないそうです。
ただ、発熱中が一番感染力を持っているため、家庭内で感染が起こる可能性は否定できません。

ぼーちゃん
小さいお子さんが何人かいるお家は、気をつけたほうがいいね!

どんな症状?いつまで続くの?治療法は?

一般的な症状としては、38~39度台の熱が3~4日続き、熱が下がると全身に発疹が出て、2~3日で消えます。


中には、下痢や鼻水、咳といった風邪に似た症状が出る子もいるようですが、一般的にはそういった症状は少ないようです。
また、熱が高い場合、熱性けいれん(38度以上の発熱の時に起きるけいれん)を起こす可能性もあります。

私の娘の場合、夜熱が上がり朝になると下がるのが2日続くという感じで、波がありました。
その後3日程度、おなかや背中を中心に赤くなり、病院に行ったら突発性発疹と診断されました。

治療法としては、下痢の症状には整腸剤を、熱が高く長引く場合は解熱鎮痛剤を使用するなど、症状1つ1つに対しては出来ますが。ウイルスに対する直接的なワクチンなどはなく、自然に治るのを待ちます。
そのため、一般的な症状の突発性発疹の場合は、病院へ行かなくても問題はなさそうです。

病院へはいつ行ったらいい?不機嫌だったら?

私の娘は、夜に39.4度の発熱があったため、地域の夜間小児救急へ電話を掛けました。
その時聞かれたのが、「機嫌は悪いか?」「水分やご飯は食べられているか?」「けいれんを起こしていないか?」の3つでした。
娘は機嫌は良く遊んでいたし、ご飯や麦茶は普段通りの量を摂取していたし、けいれんも起こしていなかったので、1日様子を見るように言われました。
どれか1つでも当てはまった場合は病院へ行ってくださいとのことでした

熱が高いと機嫌が悪くなってぐずってしまう子が多いようで、熱が悪く機嫌が悪い時は、病院に相談したほうがいいと思います。

熱が高く、ご飯を食べられないのは仕方ありませんが、水分が取れないのは脱水症状の危険性があるため良くありません。
少しでも摂取できない場合は、早めに病院へ行ってください。

けいれんは、ほかの合併症の恐れも出てきてしまう可能性があるため、早めに病院へ行ってください。

最後に

夜間病院がやっていない間に発熱があった場合には、夜間専用の救急病院や夜間担当医、地域の支援センターなどに電話をかけて、指示を仰ぐことをおすすめします。
その際は、今子どもがどんな状況なのか、まとめておくといいと思います。
私も何度か電話でお世話になっていますが、しっかり話を聞いて指示を出してもらえるため、焦って電話をしても落ち着くことが出来ます。
どうしたらいいのか分からない時には、ぜひ活用してみてください。

もじゃ子
焦って病院へ行くより、先に電話で確認したほうが、落ち着いて対処できそうだね!

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