赤ちゃんの秋風邪の特徴!2015年流行の症状や予防方法



そろそろ気温が下がってくる季節になりました。
季節の変わり目や、気温が中途半端な春や秋に、風邪をひいてしまうことがありますよね。
暦の上ではすでに秋に入っていて、だんだん寒くなっていく一方ですが、風邪の予防はされていますか?
特に、お母さんの胎内でもらっていた免疫がなくなってくる生後6か月以降の赤ちゃんは、風邪をひきやすくなります

もじゃ子
大人以上に注意が必要だね!

秋の風邪

秋の風邪といっても、発熱や頭痛、咳やくしゃみ、ひどい場合には下痢や嘔吐と、通常の夏風邪や冬の風邪とあまり違いはないと思います。
もちろんその年の流行病があるため、そういった病気にかかる可能性はありますが、「秋の風邪だから…」ということはあまりないと思います。
ですが、秋には風邪をひきやすくなる条件がいくつかあり、それが原因で風邪にかかりやすくなります。

ぼーちゃん
原因がわかれば予防しやすいよね!

秋の風邪になりやすい条件

秋に風邪をひきやすくなる条件をいくつかご紹介します。

気温が安定しない
夏の間ずっと暖かかった気温が急激に下がったり、暖かい日と寒い日が交互に来たりと、安定しません。
急に気温が変わってしまうと、服装や冷暖房の調節が難しく、風邪をひきやすくなってしまいます。
特に赤ちゃんに関しては体温調節が、自分ではできないため、風邪にかかりやすくなってしまいます。

体力面
夏は暑く、ただ過ごしているだけでも汗をたくさんかくことで、体力が奪われていきます。
しかし、夏休みにたくさん遊んだお子さんは、夏の間に大人以上の体力を消耗しています。
春、進級や職場などで環境が変わり、精神的に調子が悪くなってしまう五月病ですが、秋の場合は体力的に調子が悪くなり安いため、風邪などの感染症にかかりやすくなります。

夏バテから
こちらも体力面に近いですが、夏バテになった場合食事の量が減ってしまうことが多いと思います。
小さいお子さんや赤ちゃんも同じです。
そのため、夏の間に減ってしまったエネルギーが、まだ元に戻っていないと、風邪にかかりやすくなります。

空気
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秋になると、夏の間ムシムシしていた湿気が、いつの間にかなくなり、乾燥し始めます。
飛沫感染する風邪のウイルスは、乾燥した空気が大好きで、乾燥していればしているだけ浮遊できるため、感染しやすくなります。

赤ちゃんの予防方法

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赤ちゃんは大人と同じようにうがいや手洗いで予防することが出来ません

一番の予防法は、家から出ないことです
家族でお仕事などで外に出る方が多い場合は、大人がうがい手洗いを徹底して、家に持ち込まないように注意しましょう。
また、部屋の中の湿度を高めに設定すると、ウイルスが空気中に浮遊出来にくくなるため、おすすめです。

どうしても赤ちゃんを連れて外出する場合には、人込みをなるべく避けてあげることと、必要以外は極力病院には行かないことです。

マスクをさせればいいのでは?“と思いがちですが、市販のマスクはほとんどに「1歳から」と表示があります。
赤ちゃんにマスクが出来ない理由として、マスクがずれて窒息してしまう可能性があることや、1歳くらいまでは嫌がってつけていられないなどの理由があります。
どうしてもつけさせたい場合は、効果は少ないかもしれませんが、布でサイズの合ったものを手作りしたマスクを、しっかり見ていられる状況でつけてあげましょう

服装についてですが、大人と子供、特に赤ちゃんとは体感温度が違う場合があります。
気温によって変えるのはもちろんですが、家の中と外や、行く場所によって変えることをおすすめします。
また、最初は薄着でも、羽織るものを持っていくと、肌寒く感じた時にすぐ対応できるのでいいと思います。

最後に

大人にとっては”ただの風邪“と思うかもしれませんが、赤ちゃんには”辛い風邪“です。
特に鼻風邪をひいてしまうと、大人以上に苦しい思いをさせてしまいます。
秋の始まりは、しっかりと休息の時間を作って、食欲の秋でおいしいものをたくさん食べて、夏に消耗したエネルギーを戻してあげましょう
赤ちゃんにうつしてしまわないよう、大人もしっかり予防してください

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