2015-2016インフルエンザ予防接種の料金や時期は?効果や流行する症状の特徴



日に日に寒さが感じられるこの頃ですが、街を歩けばどこかでだれかが咳き込む声が…。
そうなると、「ああ…。痛くて嫌だけど、やっておかなければいけないなぁ」と感じるのがインフルエンザ予防接種です。つい先日のニュースで報道されていましたが、今年のインフルエンザ予防接種は例年と少し内容が違うそうな。今日はそのあたりについて、少し調べてみました。


ぼーちゃん
僕は予防接種キライだなぁ。
もじゃ子
それでも受けておかないといけないわ。

去年までと何か変わった?

まず、2015/2016シーズン(平成27年秋冬)のインフルエンザワクチンは、3価ワクチンから4価ワクチンへ変更となるそうです。つまり3価ワクチン(A型2種類+B型1種類)のB型の抗原を1種類追加して、A型2種類+B型2種類にしたものが4価ワクチンになるわけですね。
この4価ワクチンの中には、2009年に流行した当時に新型インフルエンザと呼ばれた「ブタインフルエンザ(H1N1)」も含まれています。
ちなみに4価ワクチンの内訳を示しますと、こうなります。
1. 新型ブタインフルA(2009年に流行したものなので、現在は新型と呼ばれていません)
2. 季節性A型(一般的にはA香港型と呼ばれるものです)
3. 季節性B型(山形系統)
4. 季節性B型(ヴィクトリア系統)

ぼーちゃん
必要なのはわかるけど、それでも嫌だなぁ。
もじゃ子
ホントに怖がりなんだから

接種料金は?

さて、ここで気になる接種料金なのですが、2015年の接種料金は前年よりも高めになるそうです。単純に「B型の抗原が1つ増えたから」ということなのかもしれませんが、少し懐が痛いですね。ただしそれぞれの病院において値段が違う様子(2,000円~4,500円)ですので、事前に数カ所の病院に確認しておけば、ひょっとするとお得になる場合もあるかも…です。

接種のタイミング

医療機関による予防接種の受付は10月1日から開始されますが、タイミング的にはいつの時期に接種すべきなのでしょうか。これは学校や仕事の兼ね合いもあるのでケースバイケースということになってしまうのですが、接種してからワクチンの効果が表れるまでの期間(約2週間)も頭に入れておかねばなりません受験繁忙期の予定を踏まえた上で、早目に予約を入れておいた方が無難と思われます。
ちなみにごく一般的なところでは、11月下旬から12月上旬に接種しておくと、インフルエンザの流行がピークの3月くらいまでカバーできるそうです。
そう考えると、この11月下旬から12月上旬の時期に接種しておくのがベストなのではないでしょうか。

※ 13歳未満の子供は2回接種が原則です。1回目の接種後、2~4週間の間隔を開けて2回目を接種するので、この期間も頭に入れておいてください。
ぼーちゃん
大変だ! 僕って2回も接種しなくちゃいけないの?
もじゃ子
男でしょ。ガマンしなさい!

確認は早めに

最後に蛇足ですが、接種の時期をあれこれと熟考し過ぎて申し込みが遅くなってしまうと、病院で確保しているワクチン数が不足して接種できない、という事態になってしまいます。どこの病院でも12月から1月くらいまでは受付可能と思われますが、それ以上に遅れるとどうなるのか…。まずはかかりつけの病院に電話して、よく確認しておいてください

drug03_a08

あなたにオススメのコンテンツ