ドライヤーに溜まったほこりの取り方、ドライヤーのお手入れ方法



普段何気なく使っているドライヤー。あまりお手入れをするというイメージが無いですが、ドライヤーを長期間使っていると、吹き出し口にほこりが溜まることをご存知ですか?適切にお手入れすればドライヤーの寿命も伸びます。

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1 ドライヤーの基本的な仕組み

ドライヤーはファンを回してヒーターを通すことで熱風を作ります。冷風の時はヒーターを動かさないという仕組みです。ちなみにこの冷風を上手く使うと髪に少しツヤを出すことが出来ます。最初に熱風で髪を9割くらい乾かし、仕上げに冷風を当てます。そうすると整髪料などを使わずに少しツヤを出すことが出来ます。

ドライヤーの簡単な仕組みは以下の図のようになっています。

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2 ほこりが溜まるとどうなるか?

ほこりが溜まっているのにお手入れをしないままドライヤーを使っていると髪にも良くありません。髪の毛やほこりが電熱線に触れて焦げたニオイが着いてしまったり、吹き出し口から出たほこりが髪についてしまうことがあります。また、ほこりの溜まったドライヤーが過熱すると故障の原因になるばかりか、感電したり、火を吹いてしまったりして火災の原因になることもあります。

3 ドライヤーのお手入れの仕方

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ドライヤー本体のお手入れ方法

まず最初に必ず忘れずに電源プラグを抜きます。吹き出し口のノズルを外して、本体とノズルとコードの汚れを取るには水か薄めた台所洗剤に濡らして固く絞った雑巾かキッチンペーパーで拭きます。吸い込み口や吹き出し口に溜まったほこりは掃除機で吸い取ります。それでも取りきれないほこりは使い古した歯ブラシや水に濡らした綿棒で丁寧に取りましょう。

吸気口や排気口を下に向けて歯ブラシや綿棒で掃除をして、取りきれなかったほこりを下に向けて落とします。仕上げにしばらくドライヤーのスイッチを入れ強風モードにして、残ったほこりを吹き飛ばします。

頻度は月に一回くらいが適当です。掃除をした後は電源を入れてしばらく風を出して残ったほこりを吹き飛ばしましょう。また、マスカラなどのスクリューブラシは細かいところのほこりを絡めとるのに有効です。100円ショップで売っているものなどをお掃除用に使うというのも方法です。

ブラシ付きのドライヤーのブラシ部分のお手入れ方法

本体からブラシ部分を外し、普通のブラシと同じように手入れをします。ブラシ部分には頭皮の皮脂とほこりと髪の毛が絡まり合ってついています。まずは髪の毛をブラシ部分からキッチンペーパーやティッシュペーパーなどを使って丁寧に取り去ります。その後、残った皮脂を綿棒で絡めとります。そして、洗面台に水を張り、シャンプーを溶かしてしばらくつけておきます。それからガシャガシャとブラシ部分をこすって残りの皮脂を溶かして洗います。洗い終わったらタオルやキッチンタオル、ティッシュペーパーなどで水分を拭い、自然乾燥させます、

保管場所にも気をつけましょう

また、ドライヤーは断線や落下でも故障します。電気製品ですので湿気のない場所に大きめのカップホルダーやフック式のカゴなど安定したホルダーを着けて、引っ掛けるなどして固定し、なるべくコードを折らないで収納すると落下や断線を防ぐことが出来ます。

4 ドライヤーって必要なの?

髪を洗った後に自然乾燥させるのは髪に良くありません。濡れた髪がこすれることで髪を傷つけてしまいます。髪の美容のためにはドライヤーでなるべく早く乾かすことが大切です。髪を傷つけないためにタオルで丁寧に余分な水分を吸い取り、最初は温風で、最後の仕上げは冷風で一気に乾かします。また、乾かす場所は浴室など湿気の多い場所を避け、リビングや寝室など、空気の乾いたところにしましょう。さらに早く乾いて電気代の節約にもなります。

髪の毛の美容のために必要不可欠なドライヤーですが、最近のドライヤーにはマイナスイオンやナノケア、頭皮にやさしいスカルプなど、高機能で、価格の高いものが沢山出ています。高いものでは二万円前後のものもあります。また、デザインも可愛らしい物が出ています。せっかく高いお金を出して買ったお気に入りのドライヤーを、なるべく長持ちさせたいものですね。

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