部屋のほこり対策は空気清浄機で!正しい効果的な使い方や清浄機の種類と選び方



部屋の細かい綿ぼこりだけでなく、花粉やPM2.5などの外からの浮遊物を除去するためにも、今や空気清浄機は掃除機とともに家の衛生に関わる家電としてなくてはならないものになりました。空気清浄機単体のものや加湿器や除湿機と一緒になっているものなど、その種類も様々です。でも普段何気なく使っている空気清浄機のこと、あまり良く知らないと思いませんか?ほこりのなかには花粉やPM2.5などの有害物質だけでなくダニやウィルスなどの生物も沢山含まれています。アレルギーやインフルエンザ、ぜんそくなどの病気の予防のためにも賢く空気清浄機を使いこなしたいものです。そのためにも空気清浄機のことを少し学んでみませんか?

1 空気清浄機の種類について

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ファン式

一般的な空気清浄機はこの「ファン式」です空気を循環させるための「ファン」、大きいほこりを集める「プレフィルター」、細かいほこりを集める「集じんフィルター」、活性炭でニオイのもとを吸着する「脱臭フィルター」など複数のフィルターによって構成されます。汚れた空気をファンで吸い込み、フィルターを経由して汚れた空気からほこりや臭気が回収され、清浄になった空気が放出されます。

電気式

ほこりは帯電しているので、高圧放電することで帯電しているほこりを集めるという方式です。集塵力は弱まりますが、音が静かなのが特徴です。電気式は赤ちゃんのいる部屋など静かさが大事な時に有効なタイプです。

2 空気清浄機の選び方

今は沢山の種類の空気清浄機があります。生活パターンや赤ちゃんがいる家など、その家の暮らし方によって適した空気清浄機を選ぶようにしましょう。

大きな機能の違い

大きく分けて今の空気清浄機には、単体でほこりを集める機能を強化したものと、空気清浄機能+αの機能を持つものがあります。+αの機能としては加湿機能、除湿機能、脱臭機能を強化したものなどがあります。購入する場所の性質(タバコなど臭いが強い、風邪やアレルギー予防に集中したいなど)に合わせて選びましょう。

手間やコストなど、特性の違い

忙しくてフィルターの手入れなどの手間がかけにくい人、コストが気になる人には、自動でフィルターを掃除してくれる機種や、フィルター寿命が10年くらいという低コストの機種もあります。

3 効率の良い空気清浄機の使い方

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空気清浄機は置き場所によって効果が変わってきます。

玄関

外から人が入ってきた時には衣服や靴にほこりや、花粉などが沢山ついてきます。それらを家に持ち込まないために玄関に置くことはとても有効です。今は家の中に複数空気清浄機を置くことも多いので、寝室やリビングの次に二台目や三台目の置き場所として玄関がおすすめです。

壁や家具との距離

空気清浄機の吹き出し口から出る清潔な空気を効率よく循環させるために壁や家具から30センチ以上は距離を起きましょう。

エアコンとの位置関係

エアコンは冷房は上に、暖房は下に空気の流れを作ります。その流れに沿って冷房の時はエアコンの向かい側、暖房の時はエアコンの真下に置くと、部屋の空気の流れを乱さずに効率よくほこりの除去が出来ます。

4 空気清浄機のお手入れ

基本のお手入れ

空気清浄機のお手入れはだいたい一ヶ月に一回程度が目安です。まずはフィルター類を水洗いして自然乾燥させます。そしてフィルター周りのほこりを濡れ雑巾などで拭き取り、空気の出入り場所であるパネル部分には特にほこりが溜まっているので掃除機で吸い込みます。加湿器が付いているものであれば加湿器のタンクの周りにもホコリが溜まるので濡れ雑巾などで拭き取ります。

臭いが気になるときは

空気清浄機の内部にカビの臭いが残る時があります。そういうときはフィルターやパネルをしばらく水につけ置きしてから洗います。石けん等は石鹸かすが残って更に汚れの元になるので使いません。そして水分が残るとカビのもとになるので乾かすときは完全に乾かします。


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他の家電製品と同じように、空気清浄機の寿命も10年くらいです。購入したとき、最後にお手入れをした時などをどこかにメモしておいて、こまめに手入れをして上手に付き合いましょう。せっかく部屋のほこりを除去して気持よく生活するための空気清浄機です。お手入れや置き方、使い方を正しく覚えて効率よく快適な空気を作ってリラックスできる「我が家」にしたいものですね。

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