電力自由化に参入される企業は関東、関西に二分化して２０１６年８月に参入登録が終了期限となりますが１月現在でも１３０社が登録が完了しています。特徴的なことは原子力推進の現行企業に加えて化石燃料を主としたガス会社や石油会社の新規参入が目立っています。それに加えて通信会社が新会社設立しての太陽光パネルでの発電を推進する動きも見えてきます。１月５日現在の主要な企業の一部を紹介いたします。
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関東小売電気事業者
東京電力
東京ガス
電力小売自由化の背景となる、電気事業法の制度変更
一般電気事業者
卸電気事業者
特定電気事業者
特定規模電気事業者
自家発電
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東京電力系列グループ
一般電気事業者
LPガス系列では日本瓦斯、TOKAIグループ 火力発電の推進
太陽光パネル推進 ソフトバンク電気設立
がすでに登録が終わっています。
携帯電話 ソフトバンク
ネット回線 ソネット（So-net） 回線と電気のセット販売
ポイントサービス系列
リクルートホールディングスのリクルートポイント
ロイヤリティマーケティングのポンタカード
ボイントで値引き感を強調が目的でしょうか？
エンターテイメント USEN セット販売が目的か？
東京電力は、多くの顧客を抱えています。メジャーなサービスを運営している会社との
提携を進めていることが伺えます。これは、最大の市場であり、かつ最も競争が激化する見込みである関東エリアの既存顧客の離脱を抑制することも考慮して他エリアの顧客を獲得していこうという意図だと推測できます。
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東京ガス系列グループ
一般電気事業者
昭島ガス、東部ガス、武州ガス、太田都市ガス、坂戸ガス
火力発電
携帯電話
NTTコミュニケーションズ
インターネット回線系
ドリーム・トレイン・インターネット（DTI）
インターネット回線のセット販売、離脱客のつなぎ止め
ブロバイダー系列
朝日ネット、エキサイト ビッグローブ
NTT NTTぷらら ソネット
ブロバイダーとのセット販売、客のつなぎとめ
ポイントサービス系
Ｔポイント・ジャパン
楽天スーパーポイント
ボイントで値引き感を強調
Webサービス クックパッド
東京ガス系列の目的は、自社サービスである都市ガスに加えて、電気・インターネット回線をセットで申し込んだ場合に大幅な割引を可能にする、セット販売にあるようにも見えます。現状での自社顧客に対してセット売りを提案するだけでなく、従来より協力関係にあった都市ガスの小売会社と提携し新規顧客を獲得していく模様です。値引き合戦の予想されます中で、将来の完全電気化を見込んでの完全電気事業への展開されることも見えてきます。
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今後への期待
今現在では目の離せない一番大きな流れはやはり電気事業会社まで設立したソフトパンク電気の展開でしょうか？コマーシャルを見てもガス会社のそれとはことを逸しているのが見て取れます。都市部も田舎でも誰にも理解できて、損することも、危険を伴うことの少ない事業として期待できます。東京電力も福島原発は再起動はできないでしょうし、そんな傘下に入ったソフトパンク電気の実績を見てというところだと思います。また同業者同士の対抗意識も現れているところも面白いところです。どの企業も余力でのサービス展開ですから、選ぶこちら側からするともっと大きく煽りたい気分にもなります。まだ８月までですから、こんな様子を伺いながら他の企業も続々と参入表明してくると思われますので、予想もできない激戦になることは必至です。東京ガス系列ではやや規模が小さいのでどのように事業展開ができるのか不安な要素が多いのも気になります。再生が容易に可能になると、地球上のありとあらゆる資源が利用できてかつ資源を損なわない電気エネルギーの配給が求められます。
