乳児湿疹?耳がカサカサ、汁臭い?時の予防や治療病気について



耳にも乳児湿疹!?

生後1~2週間から2~3か月くらいまで、赤ちゃんの顔や脇の下などに出る乳児湿疹ですが、耳にできるお子さんもいるそうです。
耳が粉をふいた様にかさかさしていると、耳にもできている可能性があります。

耳の外側にできた場合は、顔などと同じようにしっかり洗い流し、オイルやワセリンを塗って様子を見ることが出来ますが、耳の内側に出来てしまった場合、そうはいきません。
耳の中をいじる事を怖いと感じる方も多いと思います。
また、綺麗にしてあげようと綿棒などを使って強く擦ってしまうと、傷がついて悪化してしまう可能性があるため、注意したいですね。

乳児湿疹の予防法、対処法は?

乳児湿疹を完全に予防することはほぼ不可能だと思います。
ですが、石鹸を使いしっかり洗い流してあげた後、オイルやワセリンで保護してあげることで、悪化を防ぐことは出来ます。

しかし、耳の中にできてしまった場合は、自分で処置をするより、病院で診てもらうほうが良いと思います。
病院でも皮膚科より、耳鼻科や小児耳鼻科など、耳の専門医に診てもらうことをおすすめします。
皮膚科でもお薬は出してもらえると思いますが、耳鼻科のほうがより奥まで診てもらえますし、湿疹が出来てしまってなかなかできない耳のお掃除も一緒にやってもらえます。
また、もしも乳児湿疹以外の病気が起こっているかどうかまで診てもらえるのがとても良いと思います。

耳の病気と症状

赤ちゃんの耳の中で発症しやすい病気と、その症状ですが、耳の掃除のやりすぎや体質などが原因で、痒くなったり耳垂れ(汁の様なもの)が出る外耳道湿疹や、水やウイルスが入ることにより感染て耳の奥で炎症を起こしてしまい、耳垂れや発熱などが起こる中耳炎があります。

どちらの症状にも”耳垂れ“がありますが、独特の臭いがある様です。
私自身生後5か月の頃に中耳炎を発症したのですが、叔母が私を抱っこしたときに”耳が臭い“とのことで異変に気付き、病院へ連れて行かれたところで中耳炎と診断されたそうです。

耳の病気にかかった時の治療法は?

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乳児湿疹の場合もそうですが、それ以外の可能性がある場合も、専門の病院でしっかり診察、治療を受けてください。
綺麗にしてあげようと綿棒を使って耳掃除をしてあげがちですが、綿棒の綿や繊維が耳に残っても炎症を起こすそうなので、注意してください。
私の場合、中耳炎の治療で鼓膜を切って膿を出したのですが、気管がもともと弱いためよく風邪をひいていたのが原因で、自然にふさがる予定だった鼓膜が上手く塞がらず、その後別の手術をして塞ぎました。
しかし新しくできた鼓膜が薄いため、若干の聴力が低下してしまったのと、気圧の変化に弱いため、飛行機や山登りなどをした際の気圧差が苦手です。
私の場合は少し特殊だったと思いますが、しっかり治療しないと、後々まで悩む可能性があります。

いつもと違う臭いや耳垂れなどの症状を見逃さず、早めに専門家に診察してもらい、処置をしてもらうことで、早く治ってくれるといいですね。

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