歓迎会での注意点 司会編
だんだんと春が近づいてきて、入社シーズンが始まりますね。入社シーズンと言えば、歓迎会です。そんな中で、初めて司会をされる方も多いと思います。また、司会って何をどうしたらいいのか戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、歓迎会で司会をする人の注意点、挨拶の順番、席順、例文やセリフなどをご紹介します。
司会とは、引き立て役の事を言います。イベントの時間を管理したり、予定通りに進行させたり、出席者を参加者に紹介するなど、始まりから終わりをまとめる大事な役です。
さて、ここでまず、挨拶の順番、例文やセリフからご紹介したいと思います。
挨拶の順番(流れ)
※例)は、司会の方のセリフです。
1、開会の言葉
司会の方が、開会の言葉を言い、歓迎会を始めます。
例)それではこれより、〇〇さんの歓迎会をはじめます。
2、最初の挨拶(迎える側)
最初の挨拶を頼まれた方、上司などの挨拶です。
例)まず初めに、〇〇部長よりご挨拶があります。〇〇部長、お願いします。
3、乾杯の挨拶
出席されている中で、一番偉い方に乾杯の挨拶をしてもらいます。最初の挨拶をしてくれた方でもいいと思います。
例)〇〇部長、ありがとうございました。それでは、皆さんで乾杯をしたいと思います。お手元に、グラスのご用意をお願いします。乾杯のご発声は、〇〇部長に、いただきたいと思います。〇〇部長、よろしくお願いします。
4、歓談と会食
ようやく乾杯に入り、一息ついた所ですが、気を抜きすぎて時間を忘れないように気を付けてください。
例)それではしばらく、歓談と会食をお楽しみください。(乾杯後の拍手が落ち着いたら、タイミングよく言ってください。)
5、新入社員のご紹介
だいたい20分程度が経ちましたら、新入社員のご紹介をはじめます。
例)盛り上がっているところ、失礼します。ここで、新入社員の自己紹介も兼ねて、挨拶をいただきたいと思います。まずは〇〇さん、お願いします。
6、歓談と会食
まだ時間もあると思いますので、再び歓談と会食を始めます。
例)新入社員の皆様、ありがとうございました。それでは再び、お時間まで少々、歓談と会食をお楽しみください。
7、締めの言葉
ここは、上司や一番偉い人などに締めの言葉をいただきます。
例)それでは皆さん、お時間の方が迫ってきましたので、〇〇さんより、締めの挨拶をいただきたいと思います。〇〇さん、お願いします。
8、閉会の言葉
最後に、参加してくれた方々へのお礼の言葉を言い、終わりです。
例)〇〇さん、ありがとうございました。それでは、只今をもちまして、歓迎会を閉会いたします。本日は、沢山のご出席ありがとうございました。お疲れさまでした。
以上が、挨拶の順番、例文やセリフになります。挨拶のスケジュールは会社によって少々異なりますが、一般的な順番はこんな感じです。
覚えるのが大変だと思いますので、台本を作成しておくと、失敗もしませんし、いざ人前に立った時、ド忘れしてしまっても安心ですよ!
席順
基本的に、歓迎会には席順のマナーはありませんが、座席表を作って配ってもいいと思います。また、座席表を作る際は、偉い人から順番に聞きましょう。座席表ができましたら、最後にもう1度、確認してもらいましょう。
歓迎会で司会をするときの注意点
・ハキハキと話す、早口にならないように話す
小さな声でボソボソと話していると、せっかくの歓迎会が暗~くなってしまいます。司会は、会場の盛り上げ役とも言えますので、会場全員に聞こえるように、ハキハキと話しましょう。また、早口で話すと聞き取りにくくなってしまいますので、早口にならないように気を付けましょう。
・笑顔
会場を盛り上げる為に、一番大事な事は笑顔です。いい雰囲気を作るために、笑顔を忘れずに。
この2つです!司会は難しいイメージですが、そんな事もありませんよ。台本と笑顔があれば、大丈夫です♪
これで、あなたの信頼度が上がること間違いなしです。いい歓迎会になるように、頑張ってくださいね!