くしゃみや鼻水、目の痒み等が始まると、花粉症の時期”春”を連想します。
これは、スギ花粉等の花粉症の代表的なアレルゲンが原因です。この時期、花粉症の方々の努力は相当たるものと思います。
やっと夏に入り治まってきたな~と思ったのも束の間、今度は秋にも花粉症に!これは、ブタクサやヨモギなどのキク科の花粉が原因となっているんです。花粉症患者全体の50%以上の方が春の花粉症を発症するのに対して、秋は20%未満の方が花粉症に悩まされるそうです。春と比べて秋の発症は低いようですが、一年の間に何回も悩まされるのは辛いですね。まだ春に受けたダメージが残ったままの状態で次のダメージを受けてしまっているんです。
秋の花粉症からくる肌荒れの症状は?
春に花粉症で悩まされた多くの方が、くしゃみで喉が痛くなり鼻水をティッシュで一日に何度も拭くことで、鼻の下辺りからカサカサしたり痛みを伴ったりしたのではないでしょうか。
また、目の痒みから目をこすってしまったりと、肌は大きくダメージを受けたことと思います。夏になって少しづつ治まってきたと安堵するも、今度はお子様がいる家庭は海やキャンプ。仕事でも暑い日差しに負けずに営業したり運転したりと、皮膚が弱くなっている中で紫外線を浴びて肌が更に敏感になっている状態のまま、秋に入って花粉症が発症してしまう。花粉症自体は春ほどの症状ではないにしても、肌はもはやボロボロですから肌荒れが酷くなってしまうんです。
肌荒れをおこしてしまったら?
花粉症の症状がおこると、マスクは欠かせませんね。
かといって、これが肌荒れの原因になっているようであれば、自分に合ったマスク選びをするのが妥当でしょう。
例えば、マスクをする事で吹き出物等が酷くなるようであれば、なるべく通気性のよい皮膚に密着しない立体型のマスクをチョイスするのも良いかもしれません。
鼻水を拭き取る際に使用するティッシュはなるべく柔らかいもので、優しく抑えるようにして鼻水を吸い取る感じにすると痛みも少なく、肌に対する刺激も少なくて済みます。
化粧品は多種類のものを使用せず、酷いときはワセリンを薄く塗るだけにし、化粧するにしてもリキッドファンデーションよりはパウダーを使用する方が、肌への負担は軽くて済みます。
ワセリンは薬局で購入できます。無味・無香料で、皮膚科でも白色わエリンが処方される事が多くあります。