湿りやすい場所にある木材や木部ってカビが生えやすいですよね。しかも、1度カビが生えたらなかなか取れないです。特に、窓付近の木部なんかは、結露を起こすとすぐカビがはえてしまいます。カビは体にもよくないですし、なんとかしたいものです。そこで今回は、木材や木部にできたカビの取り方をご紹介したいと思います。
漂白剤を使ってカビ取りする方法
できれば、木材や木部を痛めずにカビ取りをしたいですよね。アルカリ性のカビ取り剤などの洗剤は、木材を痛める可能性があります。そこで使うのは、酸素系の漂白剤です。酸素系の漂白剤には、「過炭酸ナトリウム」「過酸化水素水」が主の成分なので木材へのダメージがほとんどありませんのでオススメです。
カビだけではなく、シミなども取れるので、綺麗に仕上がりますよ!それでもカビが残っている場合は、もう1度漂白剤を付けて放置してみてください。注意点は、漂白剤なので色落ちする可能性がありますので、作業する前に必ず目立たない場所で試してください。
エタノール、オキシドールを使ってカビ取りする方法
まず、エタノールまたはオキシドールをカビ部分につけます。完全に乾いたらタオルなどで拭き取ります。この方法は意外かもしれませんが、結構カビが落ちますよ!注意点は、必ず乾いてから拭き取る事です。カビの色素が広がってしまう可能性があります。専用のカビ取り剤を使ってカビ取りする
カビができてしまった部分に、カビ取り剤をスプレーします。20分~30分放置したら、濡れた雑巾で拭き取ってください。最後に乾拭きをすることをオススメします。カビ取り剤には、沢山の種類がありますが、ほとんどのカビ取り剤がこの方法だと思います。他にも、「除去ジェル剤」を使った方法もあります。除去ジェル剤は、頑固なカビにオススメです。すごく綺麗に取れますよ。また、カビ取りをした後にカビ防止スプレーをかけると効果的です。カビ取りをするときの注意点
1、カビ取りする時は、カビを吸ってしまわないように、マスク、手袋、メガネをする事をオススメします。(カビを吸ってしまわないように。)
2、カビ取りの際は、擦らないようにしてください。カビが取れているように見えますが、実はカビの胞子が飛び散っているだけなのです。
カビを予防する
カビ取りのお掃除が終わったら、カビ予防をすることをオススメします。なるべくカビができないように心がけると、お掃除も楽ちんですよ。予防は、意外と簡単な方法でできます。
1、1日に1回は窓を開けて空気の入れ替えをする。
今の時代、冬はもちろん、湿気の多い夏も窓を開ける方が少ないのではないでしょうか。なぜなら、エアコンがあるからです。カビは湿気が大好きですから、換気はかかせないですね。
2、結露を防止する。
結露して窓が濡れていたりしていると、すぐカビがはえてしまいますよね。そんな時は、こまめに水分を拭き取ったり、結露シートを貼って結露を予防する事をおすすめします。
3、除湿器を使う
湿気の多い日、特に雨の日なんかは湿気でジメジメしていますよね。湿気が多いとカビが喜びますので、しっかりと除湿をしましょう。
是非参考にしてみてください!