窓掃除は、一生懸命やってもガラスにスジが残ったり、手の跡がついてしまったりなかなか大変ですよね。
磨いても輝きが出てくれず、白くくもった感じに仕上がっちゃうこともあります。
そこで普段身近にあるものを使って、お金をかけずに窓ガラスを掃除してみましょう。
簡単に汚れが落ち、つや出しのダブル効果!
新聞紙のインクが、汚れ落としや、つや出し効果がありピカピカになります。
用意するもの
・新聞紙を片手で持てる大きさに丸めたものを数個
・霧吹きにお水が入っているもの
方法は…
まず、霧吹きで丸めた新聞紙を少し湿らせます。湿った新聞紙で窓ガラスをまんべんなく磨きます。
まだガラスが乾く前に、濡らしていない丸めた新聞紙でもう一度まんべんなく磨きます。
新聞紙のインクは印刷が紙にしみて自然に早く乾くように、主成分は顔料、樹脂、溶剤となっております。また、オイル成分は大豆油だといわれております。顔料以外の成分が汚れを溶かし、ツヤを出すのです。また、新聞紙の紙は吸湿、脂分の吸着に優れており、汚れの拭き取りも最適に、こなすことができます。

他には市販の塩素系塩素系漂白剤を水で薄めて(軽く絞り、水1ℓにキャップ1杯位)タオルを緩めに絞って、ガラスや枠などを拭きます。その後水で軽く絞ったビタビタ目タオルで拭きとり、スクレーパーで水を切り、再度乾いたタオルで磨き上げる方法もあります。

スプレー式のガラス用洗剤を利用する場合は湿ったタオルに、吹き付けて(ガラスに直接つけない)拭き取ってその後は水で拭き取らなくても大丈夫です。スクレーパーで水分を切るだけでOK!
ガラス用の洗剤は、主に界面活性剤が入っていて、汚れ落ちは遅効性ですが、縫ってしばらく放っておいてキレイになる特性があります。抗菌、再度汚れが付くのを防止する効果があり、一石二鳥的な成分です。
汚れがかなりひどくこびり付いたところには、水で濡らしてこするだけの、人工ダイヤが配合された研磨クリーナーがおすすめです。クレンザーより強い研磨効果があり、ザラツキが取れ曇り止め効果もあるそうです。100円均一でも買えます。

どうしても洗剤が使いたい方!新聞紙ではやらないで下さいね。インクが色落ちしてよけい汚れてしまいます。
簡単に汚れ防止する予防法・これだけで消臭、抗菌効果も!!
せっかく掃除しても、すぐ汚れてしまうのは残念です。
簡単な方法で「きれい」を長持ちしてみましょう。
用意するもの
・液体柔軟剤キャップ1杯
・水500ml
・タオル
方法は…
掃除し汚れが落ちた窓ガラスに、水に柔軟剤を溶かして軽く絞ったタオルで拭きます。最後に固く絞ったもので跡が残ったところを拭き取り終わりです。簡単!
外枠やレールも同じようにするといいです。柔軟剤でガラス窓やその周りをコーティングするような感じです。
柔軟剤の主成分は、陽イオン界面活性剤、香料等。
陽イオン界面活性剤の特性は水分を吸収しにくい、抗菌効果、帯電防止効果、汚れを落とし再付着させにくい等です。
水分は寄せ付けないことで、カビ防止となり、さらに抗菌効果で他の菌も防止でき、帯電防止することで静電気などでホコリや花粉の吸着を防止します。汚れが再度付くのを防止できます。香料も好きな柔軟剤を選んで消臭アロマ効果もあります。
まとめ
ガラスは結露が起きやすいので、汚れが付きやすいです。外側は土砂、黄砂。内側は台所からくる油分を含んだ水蒸気、ホコリ、カビ、手垢。
汚れも体に害をなすものがありますが、洗剤も混ぜると危険なものがあり、塩素系は呼吸で気化したものを吸ってしまいます。また手荒れの原因にもなります。新聞のインクも化学製品なので、掃除用の手袋、マスク、三角巾を使用して、掃除中の時は汚れや化学製品、洗剤から体を守りましょう。
