今年も花火の季節がやってきましたね。
ふと花火を見ているとき、なんで花火は色があるのか?
普通、火は赤色なのに、どういう仕組みで色が付いているか気になったことはありませんか???
また、いろんな模様や形が毎年登場しますが、どのように作っているのか気になりますよね。
色が変わる花火ってどういう仕組みなんだ
— みみたれ (@mimitare07) 2014, 10月 4
花火を観ると仕組みが気になる~、どうやってあの形に?色はどんな材料で出すの?飛ばし方は?ずっと考えながら見とれる
— satoko.T (@2chipi) 2014, 8月 23
今流行の花火文字で思い出を残しませんか?
花火の色の仕組み、元素を使って炎色反応で色をつける
花火の色の仕組みが簡単にわかる画像がこちら。
花火は元素を使って炎色反応を利用して色をつけています。
炎色反応の仕組みをしっかりと理解したい方は調べてみてください。
色だけで覚える場合はこちら
紅色 炭酸ストロンチウム
緑色 硝酸バリウム
黄色 シュウ酸ソーダ、炭酸カルシウム
青色 花緑青、酸化銅
銀(白)色 アルミニウム。
金(錦)色 チタン合金。
理系の方は授業で習うことから、花火大会の時に色を見て「たまやー」ではなく、「チタン合金!」とか叫ぶそうですよ (笑)
さてと、今年も花火が近づいてきましたね(^_^)リア充の近くで、理系になりたい文系の友達に、炎色反応の仕組み、花火の炎色材、形が崩れている原因や、色の波長の話をして、ムードをぶち壊してやるぜ!関東のリア充覚悟しとけ!夜暗い道で般若心経唱えながら帰ってやる! ※約:リア充になりたい
— Traku@クズランキング1位 (@Traku_WoTb) 2015, 7月 25
花火の色の仕組みの自由研究
夏休みの自由研究に悩んでいるお父さん、お母さん
お子さんと一緒に花火の色の仕組みを研究しませんか?
費用としては全部で2000円から3000円くらいでできると思います。
必要な材料は、
・精製水
・エタノール
・スポイト
・アルミケース
・ホウ酸
・ミョウバン
・カルシウム
・食塩
以上のものがあれば、4色くらいの実験ができます。
実験の仕方も簡単で、精製水で薬品を溶かし、エタノールをすこしいれて、火をつけるだけで色の変化がわかります。
こちらの動画を参考に、実験するとわかりやすいですね。
花火の大きさは?
花火の大きさ
花火はたまの大きさが大きくなればなるほど、高い場所へ飛ばさなければなりません。
3号玉・・・直径が100m 打ち上げ高さが120m
5号玉・・・直径が150m 打ち上げ高さが200m
10号玉(尺玉)・・・直径が280m 打ち上げ高さが300m
10号玉(尺玉)は打ち上げ高さと花火の大きさで地上から約490mまで上がります。
これは東京タワー333mをはるかに超えてしまいますよね。
みなさんあまり知られていないことかも知れませんが、
東京で有名な隅田川花火大会などでは尺玉は上がっていません。
これは安全の関係で、大きすぎる花火を上げることによって危険があるからです。
また、日本には世界最大の花火があり、4尺玉というものがあります。
こちらが4尺玉
こちらの4尺玉 直径が120cm 重さがなんと420kg
こんなに重い花火をどうやって上げるのでしょうかね???w
こちらがギネスに認定された、4尺玉 地上800mに打ち上げられ、800mもの大きさの花火となります。
見ていない方は絶対に見たほうがいいです。
ちなみに4尺玉の花火が見れる花火大会は全国で2箇所しかありません。
花火の形の種類
花火の形や模様ってどうなっているのでしょうか。
花火の代表!菊
こちらは代表的な花火で、「菊」といいます。
一番先にある火を「ほし」といいます。
「ほし」が尾を引きながら、ひらくのが「菊」といいます。
こちらが可愛くて人気の牡丹
「牡丹」は「菊」と違い、「ほし」が尾を引かず、ほしだけが光ります。
見たまんまの名前!椰子(やし)
太いはしらが尾を残しながら光るのが椰子といいます。
不動の人気!いつまで燃えてるの?「冠菊」
尾を引くのがすごくながく、見ていて「いつまで燃えてるの?まだ消えないで!」と揺さぶってくる花火
「菊」と似ていますが、尾を長く引き、冠のように垂れるので「冠菊」かむろぎくといいます。
あまり有名ではないけど冠菊に似ている「柳」
なかなか見たことが無い人が多いのではないでしょうか?
見たら思わず声が漏れる。美しい「千輪」
女の子に大人気、カラフルで綺麗ですよね!
大きいたまのなかに小さいたまがたくさん入っており、大きいたまから破裂し、小さいたまがどんどん破裂し「千輪」という花火になります。
花火の構造、中身はどうなっているの?
画像にある右上のたまは、周りに大きいほしがあり、青い小さなほしがありますよね。
青い小さなほしの周りには、芯という壁があり、この芯があることで2色の花火になります。
こちらは壁が2つあることで3色の花火になります。
このように3色の花火になります。
こちの八重芯は相当難しいといわれ、コレ以上壁を増やすことはないだろう。
と、思われていましたが、三重芯というものが完成されました!
4色の花火になります。
打ち上げ方法の動画はこちら
花火のことを知ると、これから行く花火大会もより一層楽しくなりますね!