源氏の都である武家の古都としての姿がメジャーな鎌倉にあって、明治天皇の肝いりで倒幕の雄の護良親王を祀った大塔宮(鎌倉宮)は独自の存在感を醸し出しています。
鎌倉宮の紅葉の見どころと魅力
大塔宮の紅葉は首塚がある本殿奥の神苑がスポットです。きれいに整えられた庭はベンチなども置かれ、ゆっくりと紅葉を楽しむことができます。年によっても違いがありますが12月
20日頃でも比較的遅めでも楽しめます。
同じく遅めに色づく瑞泉寺や獅子舞とあわせてコースにするとまわりやすいと思います。後醍醐天皇の第一皇子・大塔宮護良親王を祭神として、明治2年明治天皇により創建された神社。鎌倉幕府倒幕に貢献された親王は、建武中興で征夷大将軍となったが、足利尊氏の奸策によりこの地に幽閉されたのち凶刃によって薨じられた。
広い境内には本殿、拝殿、親王の遺品を展示する宝物殿、親王が幽閉されていたとい土牢などがある。打倒鎌倉幕府の雄でありながら、後醍醐天皇や足利尊氏から疎まれて幽閉され28歳の若さで命を落とした悲劇の親王。殺害された東光寺跡に鎌倉宮が創建されています。護良親王ゆかりの品が展示されているのも見応えがあります。本堂の裏には土牢が残されています。
実際には土蔵の座敷牢だったとかとも言われていますが酷く狭い牢屋に半年近くも幽閉されて殺害されたのは真実です。
この土牢前には菊の御紋の入った白壁があり迫力満点の凄みがあります。
また境内は狭い敷地なのですが、紅葉の天井と呼ばれているのは、社務所前の楓の大木があって頭上を美しい楓が覆うようになり木洩れ日が美しく射し込みます。また毎年秋には鎌倉薪能が行われて訪れる観光客をも楽しませています。
鎌倉宮の紅葉の見頃
12月初旬となります。 9時30分から16時 休日はありません。
参拝無料ですが、宝物殿拝観は中学生以上300円、小学生150円となります。
ライトアップはありません。
鎌倉宮の紅葉の混雑状況
狭い境内ですので、混雑が予想されます。人の波を逆に動いて時間を少しずらして見る
こともお勧めです。
付近の交通渋滞にも注意して下さい。
鎌倉宮へのアクセス
JR鎌倉駅より徒歩24分程度のところにあります。
京浜急行バス大塔宮行きで8分、終点下車でも行けます。
横浜横須賀道路朝比奈ICから県道204号経由4km 普段なら10分程度です。
駐車場はありません。混雑緩和の為にもできる限り電車とバスをご利用ください。
鎌倉宮の紅葉の口コミ
鎌倉宮の紅葉も、また見事です!
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— 鎌倉へ行こう!かまいこネットのかまじい (@kama_iko) 2014, 12月 6
鎌倉宮の紅葉。ピンポイントに色づいてます。良い感じ。 pic.twitter.com/2TChMN6jGA
— たけなりん/シア@祝!ARIA復活! (@takenarin) 2014, 11月 28
鎌倉宮の紅葉も綺麗でした! pic.twitter.com/WigIReqOZm
— A子 (@qhime00) 2014, 11月 24