授乳中のお母さんがなってしまうと、とても大変なのが乳腺炎です。
乳腺炎にもいくつか症状があり、乳腺炎独特の症状があります。
今回は、乳腺炎独特の症状の中から、白斑についてお話したいと思います。
白斑がどんな症状なのか、どんな方法で治すことができるのかを知っておくことで、乳腺炎になってしまった際に対処することができるといいですね。
乳腺炎の症状”白斑”とは?
あまり聞きなれない白斑ですが、どんな症状かご存知ですか?
白斑とは、乳首の先に白いニキビに近い形をしたできものができます。
触ると強い痛みがあり、水泡のように晴れる場合があります。
白斑ができるのは、母乳が詰まっている場合で、乳腺炎の初期症状によく見られます。
明らかに、通常の乳首とは違うため、大体の方はわかると思います。
白斑を放置してしまうと、母乳が詰まった状態が続き、”しこり“が出来てしまいます。
その前に、乳腺炎の治療をしておくことを、おすすめします。
そしてカーチャンは左のおっぱいに白斑あるからなんとかしたくて必死に吸ってもらってる。
これ放置するとまた乳腺炎なるやつー!
— サキサキは燃え尽き症候群 (@sakisaki9999) 2015, 8月 12
白斑は簡単には治らない!?
白斑にも種類があり、ニキビに似た白斑は、乳腺に母乳が詰まってしまい栓がされてしまう状態です。
この場合は、栓が抜けることで治ります。
しかし、傷ができたことでかさぶたができてしまい、慢性的な炎症を起こしてしまうと、治りにくくなります。
慢性的な乳腺炎は、傷がかさぶたになる→かさぶたがふやけて皮膚が弱くなる→授乳のたびに負担がかかる→傷が大きくなる→かさぶたができるが繰り返されるため、治りにくいと言われています。
白斑の治療方法 針で治す!?
では、白斑はどのようにすれば治るのでしょうか。
乳腺が詰まってしまったことで起きた白斑の一番の治療法は、お子さんに吸ってもらうことです。
そうすることで、詰まってしまった母乳を抜くことができます。
普段同じ方向から授乳している場合には、白斑ができた時は抱き方を変えてみたり、吸わせる向きを変えてあげることによって、症状が和らぐ可能性があります。
中には、栓になった部分を針でつつくことで、つまりを解消する方もいるようですが、衛生的にも安全的にもあまりよくないため、おすすめはできません。
1週間振りにまたおっぱいに白斑出来たーorz
めっちゃ痛いけど、赤ちゃんに沢山吸わせたり、お風呂場でしこり無くなるように絞った!
でも、乳腺炎が心配なので、明日病院行ってきます!
— みぃ (@22muumii) 2015, 10月 4
慢性的な炎症になってしまった場合は、馬油などの天然保湿剤を傷口に塗って、保護をしましょう。
また、保湿剤を塗って幕を張った状態で授乳をすることで、傷が付きにくくなります。
痛みが強くなってしまった場合は、病院へ行って、診てもらうといいと思います。
最後に
白斑の原因としては、授乳の際の飲ませ方に問題がある場合があります。
浅く飲ませてしまったり、ゆがんだ飲ませ方をさせていると、一度症状が治まっても、また起こる可能性があります。
授乳のやり方が間違っているかどうか、ちゃんと飲ませられているかなどが不安な方は、母乳外来がある病院で診てもらうといいと思います。
白斑になった場合は、乳腺炎になっている可能性があるので、早めに病院で診てもらうことをおすすめします。
また、病院によっては、母乳外来がない場合があるので、出産した病院や、近くの産婦人科に連絡をして聞くと、どこへ行ったらいいのか教えてもらえるので、いいと思います。