授乳している方に多く見られる乳腺炎ですが、原因がいくつかあります。
その中でも、産後になりやすい原因として、食事やストレスがあげられます。
出産した後すぐに乳腺炎になってしまうと、産後で慣れない状態なだけでも大変なのに、さらなる悩みや痛みが増えることになるので、避けたいですね。
今回は、どんなことに気を付ければ、乳腺炎になりにくいのかをまとめてみます。
産後、乳腺炎になりやすい原因
乳腺炎は授乳されている方に多く見られますが、母乳で子育てをされるほとんどの方がなる可能性があります。
先ほども書きましたが、産後に乳腺炎になる原因として、食事やストレスが関係しているといわれています。
出産直後は、今まで食事制限で我慢していた分、甘いものや脂っぽいものを食べたくなります。
特に出産後、お見舞いなどでケーキやお菓子などをいただくことが多いです。
それらをたくさん食べてしまうと、乳腺炎になりやすいといわれています。
また、出産直後の場合、出産の際の疲れや慣れない子育て、赤ちゃんが寝てくれず休む暇がないため、ストレスがたくさん溜まります。
その場合も、体に負担がかかるため、乳腺炎の原因になってしまうようです。
これらの原因は、出産直後だけではありません。
普段から、これらが原因で乳腺炎になる可能性があります。
次は、これらをどうしたらいいのか、ご紹介します。
乳腺炎の原因になる食事
つい先日私が乳腺炎になった際に、病院の助産師さんに言われたのが、「脂っぽい物や甘いもの、果物をたくさん食べた?」でした。
これは、すべての方に当てはまるわけではないそうです。
コレステロール値が元々高めの方が、洋菓子やパンなどの脂質を多く使っているものや、糖質の多い甘いものをたくさん取ることで、乳腺炎になる可能性が高くなります。
みなさん全員が、食事だけが原因で乳腺炎になる可能性は少ないと思います。
ですが、母乳の質を上げる意味でも、過剰な糖分や脂質の接種を控えた食事を心がけましょう。
授乳中や、乳腺炎になってしまった場合は、和食を中心にするといいそうです。
乳腺炎の原因になるストレス
食べ物以外の原因として多いのが、ストレスです。
子育て中は、お子さんのペースで動くことでたくさんのストレスが溜まります。
また、休むタイミングをうまくとることができないと体が休まらないため、負担がかかってしまいます。
乳腺炎は、そんな体への負担が大きく影響するようです。
乳腺炎にならないためには、うまく時間を作って休むことが必要です。
赤ちゃんと一緒にお昼寝をしてもいいと思います。
私が助産師さんに言われたのは、「周りを巻き込んででも休みなさい!」でした。
なんでもお母さんが1人でする必要はありません。
家族でもママ友でも、誰かに頼って、自分の休息時間を作りましょう。
最後に
乳腺炎は、なってみた人にしかわからない痛みや辛さががあります。
まず、男の方にはわかりにくい痛みだと思います。
だからこそ、普段から気をつけ、乳腺炎にならないように注意したいですね。
休めるタイミングを見つけ、少しでも体を休めてあげることを意識して、子育て頑張ってください!