今年7月に世界文化遺産に登録決定された軍艦島の人気もあってか、例年以上に長崎の町を訪れる観光客が増えています。
しっかり旅を楽しんでもらったら、その締めくくりはお土産選びになるのですが、お菓子や食品はすぐに食べて消えてしまうもの。できるだけ長く記憶に留めていただくには、雑貨のお土産を選んでいただければ、と思います。
そこで今日は、長崎のお土産雑貨編と言うことで、いくつかの品物を選んでみました。
軍艦島グッズ
平成27年7月の世界文化遺産登録以降、関連商品の数が増えています。ラスクやキャラメル等美味しいお菓子のお土産もあるのですが、今回は雑貨のお土産でということで主な3品を上げています。
●軍艦島キャップ
ネイビーのキャップに「軍艦島」の刺繍が入っています。サイズはフリーサイズです。
●軍艦島キーホルダー
軍艦島をモチーフにしたキーホルダーです。全体の長さ:9㎝・軍艦島部分:4㎝
●軍艦島手ぬぐい
軍艦島をモチーフにした手ぬぐいです。藍色・えんじ色と青色の3種類があります。
もちろんこの他にも、ストラップや根付、ステーショナリー等お手頃な値段のお土産雑貨が多数あります。
軍艦島に行ってみたいんだo(`・ω・´)o pic.twitter.com/BwrXChPB6q
— 綾瀬美穂@放課後プリンセス (@miho_ayase) 2015, 10月 13
長崎ビードロ
長崎ビードロとは長崎で作成されるガラス製品(吹きガラス)を言うもので、鎖国時代にポルトガルから輸入されたガラス工芸品が、そのルーツとなっています。その後中国から製造技術と材料がもたらされ、発展していきました。
●長崎ちろり
美しい藍色を基調にしたガラス製品です。急須型をした冷酒用の酒器で、細長い注ぎ口が特徴的です。
●ぽっぺん(ぽぴん・ぽんぴんの別名がある)
首の長いフラスコ型をしたガラス製の遊具で、吹き口から息を吹き込むと、薄くなった底の部分が鳴るしくみになっています。
長崎ビードロの音色 https://t.co/zOxpzAxbxv @YouTubeさんから
— 顔が惜しいろくろさん (@pkshirokuro) 2015, 7月 17
べっ甲細工
長崎ビードロと同様に、べっ甲もポルトガルから長崎へと伝来しました。その後中国からべっ甲細工の技術が伝わり、櫛やかんざし等の美しいべっ甲製品が作り出されるようになったそうです。ワシントン条約によるタイマイ(ウミガメの1種)の保護のため、べっ甲の材料の輸入が1992年以降禁止されており、本べっ甲製品は現在は希少価値となっています。
長崎べっ甲工芸館1。長崎の伝統工芸、べっ甲細工の逸品を多数展示。べっ甲は硬く、木型に貼り付けて姿を整えるのが加工の基本(宝船など)。木型を用いない場合はいっそう高度な加工技術を要求されるという。内部が空洞の作品の技術は相当凄いらしい。 pic.twitter.com/I7AQjcbOwI
— 松崎貴之 (@gelcyz) 2015, 8月 30
波佐見焼き
長崎の陶器は? と尋ねれば、すぐに波佐見焼きと答えが返ってきます。波佐見は長年有田の下請け産地であったため、その名前が全国的に知られることはありませんでした。しかしながら、その高い技術力と効率的な生産性で作り出される製品は生活用器として愛されており、地元では根強いフアンを持っています。
長崎旅行行ったときに寄った波佐見焼きのお店、素敵過ぎたからまた行きたい pic.twitter.com/VUWqX3vXJ4
— maa ◎ (@macooki) 2015, 10月 12