みなさんは、自分の子供を”自分の理想の子供“にするために、遺伝子操作を行うデザイナーベビーと言うのをご存知ですか?
遺伝子操作を行うことは、いろんな面で問題があると言われています。
遺伝子操作とはどんなものか、デザイナーベビーの問題点、デザイナーベビーの今後など、考えていきたいと思います。


医療技術の応用によるデザイナーベビー
先ほども少しお話ししましたが、デザイナーベビーは遺伝子操作によって、自分の理想の子供が生まれるようにすることです。
中には、”目や髪の色を、親の好きな色に変える“と言う方もいますが、この遺伝子操作の医術を使えば、遺伝性の病気を持っている親が、自分の子供に遺伝することを恐れず、子供を望めるようになれるのはとてもすてきだと思います。
日本では、今現在も遺伝子操作の先駆けとなる、”遺伝子検査“が始まっています。
遺伝子検査は、不妊治療の際に行われる検査で、母親の胎内に戻す前の受精卵を検査し、受精卵に病気や異常がないかなどを検査することができます。
この方法を応用することで、日本でも遺伝子操作が可能になると言われています。

デザイナーベビーの問題点
デザイナーベビーは、とても魅力的と考える方も多くいると思います。
ですが、問題点も多いため、すべてが良いこととは言えません。
では、どんな問題点があるのでしょうか?
⓵思い通りに操作ができるか
⓶操作によって問題が発生しないか
⓵子供をデザインするという考え
⓶遺伝以上に優劣の差別
⓷異常が起こった場合、中絶が増えてしまう
⓵コスト
⓶ビジネス化
など、考えるとたくさん出てきます。
これらの問題をクリアしていかないと、この先実際に行われることはないと思われます。


デザイナーベビーの今後
上であげた問題が解決しないと、実行されるのはまだ先と思われます。
しかし、アメリカではすでに、遺伝子操作に関する特許が認められています。
唾液のに含まれる遺伝子配列を検査し、アルツハイマー病や糖尿病などの病気や異常を240もの項目を予測することができる技術です。
この方法を応用すれば、デザイナーベビーも可能と言われています。
日本では代理出産や精子・卵子バンクなどが、まだ法律で許可されていないため、実際デザイナーベビーはまだまだ先になりそうですが、アメリカでは、近い将来、行われる日が来そうです。
それまでに、問題点が少しでも解決できると良いなと思います。

