神田古本まつりは、今年で第56回目を迎える歴史あるイベントです。
世界最大級の古書店街である神田神保町を中心として、古本に関するさまざまイベントが開かれます。
特にメインとなる「青空掘り出し市」では、靖国通りの歩道500mにわたって約100万冊の古本が並び立ち、その様子から「本の回廊」と呼ばれます。
神田古本まつりの日程
青空掘り出し市
10月23日(金)~11月1日(日) 10:00~19:00(最終日のみ18:00終了) ※雨天中止
特選古書即売会
10月23日(金)~10月25日(日) 10:00~18:00 ※雨天開催
神田古本まつりの会場と地図
青空掘り出し市は、神田神保町古書店街横の靖国通りで開催されます。
古今東西の珍本・希少本が集まる特選古書即売会は、東京古書会館地下催事場で開催されます。
露天なども立ち並びます!
神田古本まつりの混雑状況
神田古本まつりは、読書人のイベントということもあってか、それほど混雑するというほどでもありません。
ただそれでも土日はかなり賑わいを見せますので、混雑が嫌な方は平日に行ってみるのがオススメですね!
神田神保町の由来
神田神保町が世界最大の古書街となったのは、この地域に1880年代、明治大学の前身・明治法律学校、中央大学の前身・英吉利法律学校、日本大学の前身・日本法律学校、専修大学の前身・専修学校が設立され、その学生客を見込んだ法律書の書店が集まったことが始まりといわれています。また、その後太平洋戦争時の空襲禍を免れたことで、古書店街の形が維持されました。
古書店の総数は約140店といわれ、都内の古書の約3分の1がこの地域に集まっているといわれています。
古書店はそれぞれ専門分野を持っており、その分野も文学、哲学、社会科学、演劇、自然科学、洋書、文庫本と非常にバラエティ豊かです。
神田古本まつりの口コミ
秋の神田神保町古本まつり特選古書即売会に出品するものを少々掲載 お問い合わせはお気軽にどうぞ。
須田剋太 肉筆水彩絵馬 兎・猪・午・戌・申
兎だけちょっと大きいのです。… http://t.co/r4axN0RY1j— 神田神保町 新日本書籍 SNS (@snsbook_jimbou) August 25, 2015
神田の古本まつり=神保町の古本まつり
— リツカソラ (@syinchro) August 26, 2015
「読書芸人」として知られるピース又吉さんが、芥川賞を受賞したことで注目を集める「読書人」。ぜひ神田古本まつりを訪ねて、あなたも読書人の仲間入りをしてみませんか?