日本一を誇る出店数と
隣り合う神様と仏様の「おとりさま」が
有名な「浅草・酉の市」。
福巡りの際には、
お寺では鈴を鳴らし合掌を
神社では鈴を鳴らしかしわ手を
それぞれ行い、お参りをします。
福巡りは勿論ですが、
多くの屋台を楽しむのも良いですね。
今回の記事では
浅草にて行われる酉の市について
取り上げてみたいと思います。
(引用元:https://flic.kr/p/aTCrq6)著作元:wonderwonderword
【酉の市場の日程】
2015年度「酉の市場」の日程は
以下のように予定されています。
一の酉–11月5日(木)
二の酉–11月17日(火)
三の酉–11月29日(日)
開催時間は各日とも、
午前0時から午後24時まで。
[酉の市御祭儀]
|宵宮祭|
11月4日(水)午後11時15分から
11月16日(月)午後11時15分から
11月28日(土)午後11時15分から
|当日祭|
11月5日(木)午後1時から
11月17日(火)午後1時から
11月29日(日)午後1時から
[酉の市特別御祈願]
御社殿に上がり、御祈願を受けることができます。
当日、受付順に随時斎行を行っているとのこと。
御祈祷初穂料は3,000円から。
—予約受付期間—
[一の酉受付]
平成27年10月1日~11月2日
二の酉・三の酉の予約もお受けしております[二の酉受付]
平成27年10月1日~11月14日
三の酉の予約もお受けしております[三の酉受付]
平成27年10月1日~11月26日※当日の受付は、随時行っております。
(引用元:http://www.otorisama.or.jp/gokigan.html)
その他、平成福運太鼓や一番福・純金小判のプレゼント、
熊手のチャリティーオークションが予定されています。
(引用元:https://flic.kr/p/44AR99)著作元:Yuichi Sakuraba
【アクセス】
■鷲神社■
東京都台東区千束3丁目18番7号
電話番号:03-3876-1515
オオトリインフォメーション:03-3876-0010
(引用元:https://secure01.blue.shared-server.net/www.otorisama.or.jp/contact/)
<周辺地図>
|鷲神社|
地下鉄日比谷線 / 入谷駅北口3番出口より徒歩約7分
Txつくばエクスプレス / 浅草駅より徒歩約8分
地下鉄銀座線 / 田原町駅より徒歩約15分 台東区循環バス「南めぐりん」運行
JR / 鴬谷駅南口より徒歩約20分 台東区循環バス「北めぐりん」運行
東武線・メトロ浅草線/銀座線 浅草駅より約15分
JR / 日暮里駅東口より錦糸町駅行き都バス千束下車徒歩2分
JR /総武線錦糸町駅北口より日暮里駅行き乗車、千束下車徒歩2分
(引用元:http://www.otorisama.or.jp/access.html)
|パーキング|
(引用元:https://flic.kr/p/aTCriH)著作元:wonderwonderword
【屋台】
浅草酉の市における屋台出店軒数、
その規模は日本一を誇ります。
浅草長国寺と浅草鷲神社周辺と
国際通り沿いにお店が並びます。
[出店時間]
酉の日前日は夜19時頃から一部露店が開店し、
日付が変わる午前2時頃まで開いているそうです。
酉の日、深夜3時頃から朝の9時頃まで
休憩をしている場合も。
露店巡りをする際は時間に気をつけたいですね。
例年、縁起熊手を商うお店は150店以上、
露店・屋台は750点以上並び、
お祭りではお馴染み「たこ焼き」「焼きそば」
浅草名物「雷おこし」「芋ようかん」「七味唐辛子」
といったお店が並び、賑わいます。
[洒落の利いた縁起物]
酉の市で代表的な縁起物といえば「縁起熊手」。
しかし、他にも洒落を利かせた食べ物もありました。
例えば……
江戸時代、唐の芋を「頭の芋」と名付け、
食べて、人の頭となれるように、
「栗餅」を「黄金餅」と称して
黄金持ちになれるように、と
あちらこちらで売られ、人気を集めたのだそう。
現在では、頭の芋を商うお店は一軒のみ。
また、黄金餅は見られなくなりました。
かわりに切山椒と呼ばれるお菓子が名物となっています。
(引用先:https://flic.kr/p/44ACB1)著作元:Yuichi Sakuraba
【最後に】
神社とお寺が隣り合う「酉の市」という形態は
非常に興味深いと感じました。
ある本にて
「神道と日本文化の関わり」
――について書かれていました。
熊手には商売繁盛を祈願するということから
筆者は勝手ながら、商業との関わりが深いのかと
解釈をしていたのですが、
「農業ほど密接な関わりとは言えない」
――との見方が強いことが記述されていました。
しかし、神社を中心に都市が発達したとの
指摘もあり、その理由として
神社に対する信仰によって、
人が集まる門前町の形成は神社が主であったこと
――が挙げられています。
都市の門前町には祭日における市、
例えば、牛馬市、日用品や玩具などの市、
見世物興行などが盛んに行われていたとされ、
商業の守護神は市姫の神、市杵島姫命、
夷神(えびすじん)などが崇敬され、
七福神信仰は戦国時代の末頃からと言われています。
縁起物の熊手に七福神が飾られていることは
ごく自然なことなのだと思われます。
神社に人が集まり、商業等が発展してきた歴史が
「酉の市」を通じ、現代にも受け継がれてゆくことに
期待を感じる次第です。
浅草鷲神社
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|今年の酉の市
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|酉の市特別御祈願
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|アクセスマップ・最寄駅
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|お問合せ
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浅草・酉の市
http://www.torinoichi.jp/index.htm
|福めぐり
http://www.torinoichi.jp/fukumeguri/fuku_1.html
|洒落て学ぶ
http://www.torinoichi.jp/sharete/sharete_1.html
気になる情報|
浅草酉の市2014の場所と時間はいつ?出店規模が日本一!
http://nippon28.blog.so-net.ne.jp/2014-11-03
人生みんな!楽しく過ごそう!|
浅草の酉の市を出店で楽しむ!集中している場所や時間とは?
http://evltns.com/1548.html