年末年始、一般企業や保育園や官公庁の休みはどうなっているの?



前回は、金融関係における年末年始のお休みについて調べました。だいたいの業種を見回しても、一般的には12月28日が御用納めで1月4日が御用始めになると思います。
ところが自営業やサービス業等、年末年始でもお仕事の方が多いのも事実。小さなお子さんを預かってくれる保育園探しで、頭を悩ます方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、保育園官公庁等の年末年始の休日予定について調べてみました。
gi01a201502192200

保育園

ざっと調べてみましたが、認可保育園の場合で、年末は12月28日か29日まで。年始は1月4日、もしくは1月5日からの所が多いようです。地域によって年末は12月30日までの所もあるようですが、これは少数派の様子です。
年末年始の保育料も地域によって差がありますが、通常より割高になる所もあるようです。
kid0054-009

ぼーちゃん
友達の家は自営業だから、小さい頃の年末は親戚の家で過ごしていたんだって。
もじゃ子
サービス業のお家も大変みたいよ。

市役所等の官公庁

官公庁(公務員)の年末年始期間は法律によって日にちが定められており、通常の年の場合は12月29日(火)から翌年1月3日(日)までの6日間が年末年始休業日となる様子です。
ただしその年のカレンダーによって、土日の休みが年末年始休業日の前後に絡む場合があります。その場合は年末年始休業日が長期になることがありますが、2015年から2016年の年末年始においては土日が年始休みの1月2日~3日に重なるため、通常の年の通りに6日間となります。

地域によっては、条例により年末年始休業日を違う日に設定している所もあります。

その他一般的な企業

企業によって年末年始の休業日はまちまちですが、12月30日(水)から1月3日(日)の5連休となる所が多い様子です。

サービス・物流関係の企業

こちらの業種は、年末年始の期間が繁忙期となる関係で休めない、という所が多いようです。それでも一昔前までは、正月と2日だけは休みという所もあったのですが、最近はそれもない様子です。

ちょっとだけ蘊蓄

年末年始休業日の利用は人それぞれですが、この期間に田舎へ帰省するという方も多いと思います。この帰省という慣習ですが、そもそもの始まりは江戸時代で、商家や豪農の屋敷に住み込みで働く地方出身者が田舎へ帰ることを許される休暇を言いました。その休暇の名称は「薮入り」と呼ばれ、通常は盆と正月の年2回に行われていたようです。
旧歴から新暦に移った現代では、労働基準法が実施されている関係もあり、「薮入り」そのものはなくなりました。ところが、盆と正月に田舎へ帰るという帰省の慣習だけは残っています。「盆と正月だけは生まれ育った場所で過ごしたい」と思う心が、今の世でも生きているのですね。
480x360xhatsumoude131225-480x360.jpg.pagespeed.ic.nsbUUANsae

ぼーちゃん
お正月休みは、田舎のおじいちゃん家に帰省するよ。
もじゃ子
きっと、美味しいおせちを作って待っていてくれるわ。

あなたにオススメのコンテンツ