網走市にあるの能取湖 ノトロコまたはノトリコと読みますが、ここは日本一のサンゴ草の群生地で、塩湿原に広がる赤い花が見事に咲き誇る様子はこの時期の紅葉にも負けないくらいの美しさがあります。
サンゴ草の見どころと魅力
アカザ科アッケシソウ属の一年草です。道東の厚岸町の厚岸湖で発見されたためにこの名前が付いたのですが、一般的には秋に群落ごとに赤くなるのでサンゴ草と言われているくらいに寒冷地での代表的な植物です。
とくにオホーツク海沿いの能取湖は日本一のサンゴ草の群生地として大変有名で、観光バスが来る事もあります。
サンゴ草は、サロマ湖でも見ることができますがここまで見事な群落を見ることができるのは、ここ能取湖ならではです。初秋の道東を訪れるならば、必見のスポットになります。一時は全滅が危惧されましたそのアッケシソウ群落を維持すべく、2012年からは土壌改良が行われ、2014年秋には6割程度まで回復しています。
サンゴ草の見頃時期
花の満開時期は9月下旬から10月中旬くらいが見頃になります。期間が短いだけに見ることも貴重な姿に毎年20万人と言われる観光客が訪れます。毎年9月の第2日曜日には、「さんご草まつり」が開催されます。美しく広がるサンゴ草を見ながら、ここオホーツクならではの秋の味覚を楽しむというイベントもあります。
クチコミ
北海道能取湖のサンゴ草 2007.09.06撮影 pic.twitter.com/lnAFFaaa
— OZ (@ozm711) 2012, 9月 24
能取湖のサンゴ草(アッケシ草)が見頃だというので来てみました。角度によっては綺麗に見えますね。
完全復活にはまだ数年かかりそうです。 pic.twitter.com/kLuBzkl2iR
— 吉乃川 (@ssi_kubalkans) 2014, 9月 20
アクセス
サンゴ草群生地には市街から車で約15分。
網走バスターミナルまたは網走駅から
常呂・サロマ湖栄浦線バス利用、サンゴ草入口停留所まで約20分となります。