総面積28万平米の広大な敷地内には、美術館、動物園、図書館、植物温室と日本庭園『慶沢園』などがある、大阪を代表する都市型公園施設です。
日本一の超高層商業ビルとして、2014年に全面開業した「あべのハルカス」を間近に、見上げることの出来る大阪の主要地域に位置します。
今年も『あべの・天王寺イルミナージュ』と題し、園内にある大阪市立美術館周辺で行われます。
主催は、日本イルミネーション協会。
由緒ある天王寺公園で眩く輝く動物たち
2015年1月。開園100周年を迎えた天王寺動物園。
この冬は、新たなる101周年目に向け101頭の動物型イルミネーションを公開します。
眩く輝く動物たちのイルミネーション。
可愛いだけでなく美しさも感じます。
周回型のイルミネーションで、光の鳥たちが飛び回る幻想的な世界を味わうことができます。
今年のテーマはイルミネーション『ZOO』
動物をモチーフにつくられた幻想的に輝く動物たちが、まるで走りまわるかのような躍動感にあふれたイルミネーションです。素敵ですね。
イルミナージュの名前を冠したイルミネーションは、関西圏では4ヶ所で開催されます。
①神戸イルミナージュ ②須磨アクアイルミナージュ
③奥河内イルミナージュ
そして、『あべの・天王寺イルミナージュ』の4ヶ所です。
この協会は、日本におけるイルミネーション文化の普及・発展を目的とした団体です。
ホームページ http://www.jia-or.jp/information.html
イルミネーションで生まれ出る動物たち
会場では、地を走る動物や、草を食むキリンなど縦横無尽に眩い光の動物たちがいきいきと、その姿を現します。
実際の動物園に暮らす動物は、200種類、約900頭にのぼります。
このイルミナージュで、再現されるのは101頭の動物たち。
本物に違わぬ多彩な輝きで、ここに集う人々を煌びやかな世界へと迎え入れてくれることでしょう。
イルミネーションだからこその迫力と感動をぜひご体験ください。
前回の展示「大坂の陣」も再び
前回のシーズンに好評を博した「大坂の陣」の真田幸村、真田十勇士も再び登場します。
古戦場となった茶臼山古墳が園内にあります。
慶長19年の冬の陣では、徳川家康が本陣を置き。
翌、慶長20年の夏の陣では真田幸村が本陣を置きました。
「茶臼山の戦い」(天王寺口の戦い)の舞台となった歴史的な場所でもあるのです。茶臼山自体は、標高26メートルの小さな山ですが、歴史上ではとても大きな存在の場所と言えるでしょう。
400年の時空を越えたイルミネーション
イルミネーションが描くのは、戦国時代の武将たち。
とても珍しいですね。イルミネーションの常識を打ち破っています。
この地にまつわる歴史的な戦国武将をモチーフにイルミネーションが生まれました。
昨年、大坂の陣400周年にあわせた珍しい「和」がテーマ。
武将や、忍者など戦国時代さながらのイルミネーションは、他にはない個性的な展示となり、好評を博し再び展示されることになりました。
古墳から戦場 そして、公園遊歩道に
元々は、5世紀の豪族の古墳とされている小高い山。
茶臼山古墳は、埋葬されている人物も不明の古墳です。
さまざまな調査がなされていますが、未だに詳細は、はっきりしていません。
現在は、遊歩道が整備された公園の一部となっています。
茶臼山古墳と隣接する河底池は、大阪府指定史跡に登録されています。
都市型公園ならではのアクセスの良さ
ここ天王寺公園は、多くの鉄道がアクセスし便利な場所にあります。
大阪の中心部南東に位置し、有数の商業地域です。
お買い物の帰りや、デートの締めくくりにぴったりなイルミネーションですね。
〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-108
最寄り駅
●地下鉄御堂筋線 天王寺駅【5号出口】
●谷町線 天王寺駅【15、16号出口】
●JR天王寺駅【中央改札】
●近鉄南大阪線 大阪阿部野橋駅【西改札口】
●阪堺電気軌道 上町線 天王寺駅前駅
●大阪市バス あべの橋停留所
平成28年1月31日(日)94日間
会 場 天王寺公園
料 金 大人1,000円、小人500円
※詳しくは主催者ホーページをご覧ください。
http://www.jia-or.jp/information.html