歓迎会での挨拶 異動、転勤編
多くのサラリーマンの人によくあるのが、異動、転勤です。会社によっては、異動、転勤してきた人のために、歓迎会を開いていただくことがありますよね。歓迎会では必ずと言っていいほどやらなければならないのが、迎えられる側の挨拶です。挨拶って何を言えばいいのかわからなくて戸惑っている人も多いと思います。
そこで今回は、歓迎会で、異動、転勤してきた人がする挨拶の例文や注意点をご紹介したいと思います。
ポイントは、新人社員がする挨拶とほぼ同じですが、挨拶の例文は多少異なってきます。
挨拶のポイント
1、自己紹介
これは、簡単な自己紹介で大丈夫です。(氏名、年齢など)
2、お礼の言葉
歓迎会を開いてくれたことへのお礼の言葉を言いましょう。
3、今までやってきた仕事
今までやってきた仕事の内容など
4、今後の抱負や決意
「頑張ります。」より「努力します。」の方がカッコイイです。
5、これからお世話になる方への言葉
「よろしくお願いします。」など
この5つを抑えておけば、いい挨拶ができると思います。では実際に、この5つのポイントを含めた挨拶の例文をご紹介します。
挨拶の例文
〇月〇日より、〇〇支部から異動になりました、〇〇(氏名)、〇歳です。
本日は、私達のために、このような素晴らしい会を開いてくださいまして、ありがとうございます。
皆さんにこんなに温かく迎えてもらえて、とても嬉しく思います。
〇〇支部では、□□□□□□(仕事の内容)をやっていました。
まだまだ半人前の私ですが、1日でも早くこの仕事に慣れて、覚えていくよう、努力します。
まだ覚えなければならないことがたくさんあり、ご迷惑をおかけいたしますが、今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
あまり堅苦しい挨拶はしなくていいと思います。あまり難しく考えないようにしてください。あとは自分なりのエピソードを加えるのもありですよね。長すぎにならないように、手短に挨拶するのが一番です。せいぜい、1~2分程度が程よいと思います。是非、参考にしながらアレンジなども加えてみてください。
挨拶の注意点
1、敬語の使い方に注意する
これは基本ですが、正しい敬語の使い方に注意しましょう。社会人としてのマナーです。
2、表情に気を付ける
緊張すると、つい硬い表情になりがちですが、笑顔の方が好印象です。また、緊張もほぐれるかもしれませんし、常に笑顔でいると、自然と人間関係もよくなると思います!笑顔の人と、真顔の人、どちらが話しかけやすいか想像してみてください。
3、下を向かない
下を向いていると声が聞こえにくくなりますし、暗い印象になってしまいますので、前を向いてハキハキと喋りましょう。
4、皆に聞こえるように、大きな声で話す
小さな声だと、「何喋ってるのかわからない。」と思われてしまますよね。歓迎会を開いてくれたお礼も伝わらなくなってしまいますし、印象もあまりよくなくなってしまいますので、会場の皆に聞こえるように挨拶してみてください。
大きすぎてもダメですよ!皆に聞こえるくらいです。また、早口にならないように注意してください。聞き取りにくくなってしまいます。
以上が注意点です。新人社員編とほぼ同じですが、これさえ気を付ければ、きっといい挨拶ができますよ!
もし、「挨拶を考えたけど人前に立つと頭の中が真っ白になって、何を言おうとしたのか忘れちゃう!」という人は、メモをしてもいいと思います!(念のため、先輩や上司にメモを見て挨拶をしてもよいか聞いた方が良いかもしれません。)
そうすれば、スラスラと気持ちのいい挨拶ができます。
会場の皆さんは、温かく見守ってくれます。