大鷲神社にて行われる「酉の市」。
横浜では無形民俗文化財として登録された
「金刀比羅大鷲神社」と、
周辺では屋台が軒を連ね、賑わいを見せます。
今回の記事では、横浜「酉の市」について
取り上げてみたいと思います
【2015年度-酉の市日程-】
一の酉から三の酉までの日程は
以下のように告知されています。
|一の酉|
–11月5日(木)
|二の鳥|
–11月17日(火)
|三の酉|
–11月29日(日)
|屋台の出店予定時刻|
–11時~23時まで
【概要など】
[提灯の奉納に関して]
例年、近隣町内や店舗の方々や
崇敬者の方々からのご奉納によって、
境内には数百に渡る提灯が掲げられ、
お祭りを華やかに彩っています。
提灯は一つ一つが
職人の方による手作りです。
若干のスペースが空いているそうなので、
興味を持たれた人は、
社務所へのご相談を検討してみては如何でしょうか。
お問い合わせ 社務所連絡先 045-231-3208
(引用元:http://yokohama-torinoichi.jimdo.com/)
引用元:flickr(著作元:marahami)
【アクセス】
■金刀比羅大鷲神社■
所在地:神奈川県横浜市南区真金町1-3
電話番号:045-231-3208
横浜市営地下鉄 阪東橋駅より徒歩5分
車で使用する予定がある場合は、
事前にパーキングの位置を確認しておきましょう。
<周辺地図>
|金刀比羅大鷲神社|
|パーキング|
【屋台など】
サザエ・つぶ貝・ホタテなどの「海鮮焼」
お祭りでの定番「チョコバナナ」や
「とうもろこし」、「飴細工」、「かるめ焼き」
「金魚すくい」では、「遊びで」と声を掛けると
ポイを2枚渡してもらえるお店もあるのだそう。
縁起物の「だるま」も勢ぞろい。
また、その年に流行したアニメ・ゲーム等の
景品を扱う屋台も登場するようです。
勿論「熊手」の交渉と「手締め」も盛り上がりを見せます。
「熊手」は値切り交渉を行ったほうが
江戸っ子気質を示したり、
お店の方との交流を楽しんだりといった意見と
値切った分だけ、今後の商売に対する
願い・価値がなくなってしまうため
値切り交渉を行わないほうが良いという意見の
双方、全く異なった解釈がなされているようです。
【最後に】
「江戸っ子」気質を見せるか
商売の願い・価値を重要視するか、
熊手の値切り交渉に、
異なった解釈が存在することから、
「縁起物」に対する個々の思想が
垣間見えるように感じられました。
その他、縁起物として挙げられるのは
お正月用のしめ飾りや門松、だるま、招き猫など
誰もが必ず目にしているものです。
「縁起」だけでなく、
物事の成就を祝う「手締め」など
日本独特の習わしが今も生き続けていることが
ひしひしと伝わってくる行事が
「お祭り」なのではないかと思う次第です。