口内炎といっても、原因がいくつかあるのをご存知ですか?
ストレスなどの精神的な疲れが原因でできてしまったり、噛んでしまうことでの刺激でできてしまうことは、多くの方が知っているのではないでしょうか。
今回は、そんな口内炎の原因の一つで、ビタミン不足について、詳しくお話したいと思います。
ビタミン不足が影響する理由や、どんなことに気をつけておくべきかなど、まとめてみました。

ビタミン不足で口内炎
ビタミンは、私たちの身体にとても重要な栄養素です。
中でも、細胞の生まれ変わりを手助けしてくれる「ビタミンB2」は、欠かせません。
ビタミンB2が不足していると、皮膚や粘膜が弱ってしまい、それが原因で口内炎になってしまいます。
また、皮膚や粘膜を健康に保ってくれる「ビタミンB6」が不足してしまっても、口内炎になってしまう可能性があります。
ビタミンB2やビタミンB6は、体内で作ることのできない栄養素です。
また、体内に貯めておくことができないため、定期的に摂取する必要があります。

口内炎に必要な栄養素は?
上に書いた通り、ビタミンB2やビタミンB6は必要です。
ですが、必要な理由がわかっても、どのようにして摂取するのでしょうか。
こまめに摂取するにも、どうしたら摂取することができるのでしょうか。
一番簡単な摂取方法としては、サプリメントなどのビタミン剤を飲むことです。
最近では、口内炎にも効果があると表記されているサプリメントも多く出ています。
しかし、サプリメントのみに頼っているのは、あまりよくありません。
そのため、次に紹介する”食事での摂取方法“をおすすめします。

口内炎にいい食事は?
サプリメントでビタミンを摂取するのも良いですが、食事でビタミンを摂取することも出来ます。
では、どんな食べ物を食べたら、口内炎に効果があるのでしょうか。
口内炎に必要な栄養素のビタミンB2とビタミンB6を多く含む食べ物を紹介します。
ビタミンB2を多く含む食べ物・・・海藻・青魚・納豆・卵・乳製品・レバーなど
ビタミンB6を多く含む食べ物・・・マグロ・カツオ・バナナ・鳥のささみ・レバーなど
これらの食材をバランスよく、こまめに摂取すると身体の中から口内炎になりにくくなります。
口内炎になりやすい方は、日ごろの食事から気をつけておくと良いと思います。

最後に
口内炎は、ビタミン不足以外にも原因があります。
日頃の食事に注意しておくことは必要ですが、それでも口内炎になってしまう場合は、ほかの原因が考えられます。
また、長期間治らない場合には、病気の可能性も考えられますので、一度歯科医院や歯科口腔外科に行って診てもらってください。
