2016年今年の春の花粉症多さや予防対策!花粉の種類を知って備えよう!



現在、花粉症を患っている人は日本国民の5人に1人といわれています。春は花粉症の季節、鼻のかゆみやくしゃみ・涙目などさまざまな症状で悩まされます。
春はもうすぐそこまで来ています。
そこで今回は春に花粉症の原因になる植物の種類やその予防について調べてみました。

春の花粉症

日本で花粉症を引き起こす原因になる植物は、およそ60種類と報告されています。また、飛散する時期も様々ですが、春に花粉を舞い散らす植物はなんでしょうか?
●杉

引用元:https://goo.gl/QJ5Y8D

花粉症の原因となる代表格です。花粉症の約7~8割がスギ花粉が原因といわれます。2~4月が飛散のピークですが、西日本では暖冬の年は1月末頃から飛び始めることもあります。北海道と沖縄は杉の植林がありませんが、それ以外の地域はほぼ全国で飛散しますので要注意です。

●ヒノキ

引用元:https://goo.gl/gL97i1

スギ花粉より一足遅い、3~5月が飛散のシーズンです。形状がスギ花粉によく似ていて、抗原にも共通する性質があることから、スギ花粉に反応する人はヒノキの花粉症になりやすいそうです。飛散の時期もほぼ同じなので、杉とヒノキのダブル花粉症を併発し重症化することも多くあります。

●ハンノキ

引用元:https://goo.gl/ZvcuY4

全国に広く分布し、山間の湿地や沼に多く生息しています。北海道や北陸地方などの寒冷地に多く、北海道では花粉症といえばハンノキが真っ先に原因として考えられます。1~4月頃が飛散の時期です。

●ネズ

引用元:https://goo.gl/rTP5xJ

北海道以外の全国に生息しています。瀬戸内地方に多く、特に岡山を中心に分布していて、この地域では、ネズが杉、ヒノキに次いで花粉の量が多いです。ヒノキ科のネズは、ヒノキ花粉とは見分けがつかない程とてもよく似た特徴をもっています。花粉飛散時期は4月下旬~5月中旬です。

●オオヤバシャブシ

引用元:https://goo.gl/l387ZH

シラカンバやハンノキと同じカバノキ科の植物です。もとは兵庫県の六甲山付近に多く植樹されていたのですが、やがて全国に広がりました。
飛散する花粉量も年々増加しています。カバノキ科の花粉は果物の花粉と似たタンパク質を含み、果物を食べると口の中が痒くなったり、腫れる口腔アレルギー症候群が起こる可能性があります。

●オリーブ

引用元:https://goo.gl/C3h84M

オリーブ産地として知られる小豆島では、花粉症の原因の4分の1はオリーブです。生息地域は瀬戸内海地方の一部ですが、5月下旬から6月上旬頃に鼻づまりやくしゃみなどのアレルギー症状の原因となる花粉が大量に飛散します。

●シラカンバ

引用元:https://goo.gl/ogo8KS

北海道ではハンノキと並ぶ花粉症の原因になる樹木です。シラカンバの飛散する時期は4月中旬から6月初旬にかけてで、スギ花粉症と同じく、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が起きます。
●カモガヤ(イネ科)

引用元:http://goo.gl/7fwtk

花粉飛散距離は他の植物に比べるとあまり遠くへは飛びませんが、稲作の国日本では、ほぼ1年中どこかでイネ科の植物が花粉を飛散させています。花粉症を引き起こすイネ科の植物としてカモガヤがあります。

春の花粉予防対策

●花粉や排気ガスの多いところには近づかない
花粉を撒き散らす植物に近づかないことはもちろんですが、花粉症を発症させるIgE抗体は、排気ガスに含まれる窒素酸化物により、増えやすくなるとの報告があります。都心部での外出には、メガネやマスクなどを着用しましょう。

●服装はナイロンやシルクなどの素材を選び、花粉が付着しやすい素材のものは避けましょう。花粉が舞い上がりやすいスカートよりも、パンツがおすすめです。

●帰宅したら手洗い・うがい・洗顔・洗眼を忘れずに
外出時に付着した花粉を洗い流しましょう。口の中、顔、目に付着した花粉を洗い流すには、手洗い、うがい、洗眼、洗顔が効果的です。
花粉が飛散している時期は、さらに洗面器に入れた塩分約1%分の生理食塩水で鼻の片方を指で押さえ、もう片方の鼻で塩水を「吸い込んで、出す」を繰り返す鼻うがいが有効です。

ぼーちゃん
鼻洗いは要領をつかむまで少し時間がかかりそうだけど、効果は大きいよ。

●部屋の掃除はこまめに午前中にするのがベター
空気中の花粉のほとんどは10~15分程度で床や家具などに付着してしまうので、掃除機では花粉を巻き上げてしまうことにもなりかねません。おすすめなのは、花粉飛散量がピークに達するのは正午からが多いので、午前中に雑巾を使った拭き掃除をすることです。

●こまめに洗濯をする

衣類・カーテンや寝具・タオルなどに大量の花粉が付いてしまいます。花粉のシーズン中は、いつもよりこまめに洗濯をしましょう。粘着ローラーやハンディタイプの掃除機で、こまめに吸引をするなどして花粉の付着を取り除きましょう。

もじゃ子
繰り返しの洗濯にも大丈夫な素材を選びましょう。

●シーズン到来前に受診する
花粉症を経験している人にとって大切なことは、花粉症にかかる前に医師の診断を受けることです。抗アレルギー薬は、服用してから効果が出るまで早くて1~2週間かかります

●食生活を見直して症状改善
花粉症は免疫システムに深くかかわっているので、食生活を見直し、免疫バランスを整える発酵食品を食べると症状が改善されるといわれています。KW乳酸菌、L92乳酸菌入りのヨーグルト・納豆・酒粕などを日常の食卓に取り入れましょう。

●サプルメント
免疫系に作用するフコダイン・かゆみや炎症を抑えるオリゴメリック・免疫バランスをアップさせるスピルリナ・活性酸素除去パワーをもつセサミンなどど食事だけでは補えない部分をサプリメントで摂取するという方法で活用し体質改善を計るというのも一案です。

引用元:http://goo.gl/TGNwYw

花粉をシャットアウトスプレー剤を使う
シュッとひと吹きすると、衣服に付いた花粉などのハウスダストを固めて落とし飛散を防いでくれるスプレー剤が市販されています。
帰宅時に玄関でシュッと撒布するだけで花粉が落ちる便利なお助けグッズです。

引用元:http://goo.gl/GNExxD

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