お酒が好きな人は、誰もが一度は味ったことがあると思われます、不快な吐き気も伴う二日酔いですが、その不快な症状を少しでも和らげる方法を考えていきます。
二日酔いによる吐き気はいくつかの原因があります。
吐き気を起こす原因の一番多いのはアルコールに取り過ぎによる胃酸過多が原因だと推測されます。また、アルコール分解過程で生じるアセトアルデヒドとかメタノールが吐き気の原因にもなることも考えられます。
民間療法で吐き気を治す
頭痛があったり、吐き気があるのは辛いものですが、家庭にあるもので少しでも症状を緩和されることができます。多少ではありますが、試してみる価値はあると思われます。
重曹などのアルカリ食品
重曹は体内で酸性度を中和してくれて低減し、消化不良、胸焼けを抑え、ちょっとした胃薬のような効果が期待できます。また梅干しなどのアルカリ性の食品も効果が期待しても良いと思います。ビタミンCが豊富な柿、トマト、レモンなども症状の緩和を助けになってくれます。
ミネラル水
お酒に酔うとやたらに喉が渇くという自覚はないでしょうか?胃袋がアルコールを薄めようとしている作用で、水を促していることだと思われます。水を飲むだけでも胃の中の酸性度が低減しますので、すこし多めに飲むことがいいでしょう。スポーツドリンクもいいですがスポドリの場合には塩分やカロリーもありますので太る原因にもなりますので飲み過ぎないことが肝要です。
しじみや牡蠣などの必須アミノ酸
しじみや牡蠣などの貝類も効果が期待できます。必須アミノ酸の効果で市販薬より健康維持食品としてやさしいので生姜や重曹などと併用してスープとか味噌汁とかで取ることが理想かと思われます。アルコールを分解させる肝臓の疲れを助ける働きが期待できます。
秋ウコンのクルクミン
別名でターメリックと言われるウコンには二日酔いに効く物質がクルクミンで、入っています。
クルクミンは強い抗酸化作用を持ち、胆汁分泌促進作用により二日酔いにウコンが効くとも言われているのは肝臓の分解機能強化に働きかけるためです。市販のドリンクがいいでしょう。カレーなどにも主原料にターメリックが多く入っていますので食べてみることもそれなりの効果も期待できます。
やってはいけない迎え酒
迎え酒(むかえざけ)とは、二日酔いの症状を緩和させるために飲む酒のことだすが、これはアルコールの作用で頭痛や吐き気を起こすことが麻痺して一時的に緩和されているだけですので実際に二日酔いの症状が改善されることは期待できませんので、アルコールは鎮痛剤の成分はありませんし、代わりにはなりません。むしろ症状を悪化させてしまうことの原因にもなってしまうこともありますので絶対にやってはいけません。
市販薬の効果
どうしても辛いというのであれば市販薬ということになりますが、確かに内服液の効果はそれなりの期待はできますがその人の体質や症状によってはどの薬が効果があるのかは薬局によく相談することが肝腎です。
酒に酔ってるからと酔い止め薬は成分上、外的な要因で起こる酔いのバランスを整えるという船酔いなどの症状では二日酔いによる吐き気にはそれほど効果が期待できないので注意が必要です。薬に対しての依存症をさけるためにもできることでしたら市販薬は使わないで済ませたいものです。