あなたは何を基準に選んでいますでしょうか。
多くの記事でランキングを発表しています。
しかし、人気の商品がベストチョイスとは限りません。
あなたに合う、あたなの為の洗濯洗剤が存在します。
洗濯洗剤を選ぶ基準。実は明確にあるのです。
そして、家族の人数。洗濯機の種類。
お好みの香りも。それぞれの家族の事情まで。
干す場所や、重視する効果や価格コストパフォーマンス。品質、容器の大きさなど。
現在、存在する洗濯洗剤は、いくつかの形状、配合で分岐しています。
固形の洗濯石鹸をご存知ですか?
固形の洗濯石鹸を使ったことはあるでしょうか。
洗濯石鹸と言うと、洗濯板?なんて思うかも。
洗濯板は、ともかく「洗濯石鹸」は、隠れた人気商品。
ある特定の汚れには、この洗濯石鹸があなどれません。
袖口の汚れ、ワイシャツなどの襟の汗染みなど。
白い衣類の頑固な汚れに効果があります。
特に靴下の汗と皮脂の混ざった汚れに効果絶大。
白い靴下。洗ったのに汚れが残った経験はありませんか。
洗濯石鹸の使い方は、とってもシンプル。
洗濯前の予洗。水に濡らした衣類を石鹸で洗います。
擦り洗いで泡立て、もみ洗いしてから水ですすぎます。
もしくは、部分洗濯用のブラシが売っています。
ブラシにちょこっと洗濯石鹸を擦りつけ汚れをさっさと擦り洗いするだけ。
水温が高い方が、石鹸の洗浄力が増します。
ただし、血液汚れは水で洗いましょう。
水で流し、通常の洗濯ものと一緒に洗濯機へ。
泥汚れや、機械油の汚れ、血液による汚れなど。
子供の上履きなども洗えます。
無添加を意識して作られた洗濯石鹸
無添加の石鹸を製造し、洗濯や浴用に使う石鹸やシャンプーなどを販売する企業も存在します。
洗浄力や、消臭効果は一部、劣る部分もあります。
しかし、体質的に合成洗剤が合わない、アトピー体質など肌にトラブルを抱えた方に支持されている洗濯石鹸です。
シャボン玉石鹸など聞き覚えのある方も多いと思います。
昔ながらの石鹸を現代風に浴用石鹸やシャンプー、粉、液体の洗濯洗剤の形に置き換えて製造販売しています。
肌の弱い消費者から注目される商品です。
固形石鹸だけでなくさまざまな商品がありますので気になる方は、検索してみると良いでしょう。
洗濯洗剤も、体を洗う石鹸も最終的には、肌に直接ふれるものです。
体質や、肌のコンディションで賢く選べば、それがあなたのベスト商品となることは、間違いないと思います。
一般的な洗濯洗剤の特徴
そして、おなじみの合成洗濯洗剤。
洗濯洗剤の歴史は、固形から粉、そして液体へと姿を変えてきました。
昔は、大きな箱に入った粉状のものでした。
これらは、合成洗剤と呼ばれるものです。
今では、本当に小さな箱になり、コンパクトに使うことが出来ます。
メリットは、値段コストパフォーマンスが良いこと。
近くのお店に多くの種類が並び用途別に選べます。
消費者のニーズに合わた商品がその機能を競っています。
ここでは、家庭用洗剤の大手三社をピックアップして比較してみます。
LION(ライオン)の洗濯洗剤トップ
粉なので、分量の調整がカンタンに出来て、ちょっと手洗いしたいときも気軽に使えます。最近の商品は、水溶けも良く効果も高い。
少ない水や、短時間でもお洗濯が可能。節電にも。
大量の洗濯ものが出る大家族にも節水が可能。
部屋干しに特化した商品や、除菌、抗菌、消臭機能なども追求されています。
デメリットは、独り暮らしのアパートなどで湿気の多い洗濯場、浴室の脱衣所などにおいておくと、徐々に湿気を吸って固まることです。
蓋をしっかり閉めて湿気の少ない場所に保管しましょう。
これらの粉の洗剤の目的は「輝く白さ!」。
何かの宣伝文句を思い出す方も多いかと思いますが、洗濯物をより白く洗い上げるように「蛍光増白剤」を含んでいると言う部分です。
白いものを洗うには適しています。
しかし、色柄ものを洗うと色あせの原因になります。
お洗濯の前に、洗剤の成分や、注意書きを読む習慣を身に付けましょう。
ライオンを代表する液体洗剤
次は、主流になりつつある液体の洗剤。
はじめにご紹介した二種類の粉洗剤の液体版もあります。
粉の特徴に加え、蛍光増白剤を含みません。
安心して色柄ものも洗えます。
汚れた部分に直接つけて洗うことも可能です。
コンパクト洗剤と言われる部類にあたります。
蛍光増白剤も、漂白剤も含みませんから、いろいろな衣類を一気に洗いたい方向けです。
すすぎは、必ず二回行うようにしてください。
液体の洗濯洗剤の種類は、非常に複雑にわかれます。
何を目的にどのように使いたいのか。
粉か液体か、コンパクトな容器?
さらに、超コンパクトとさまざまな種類があります。
どれが、どう良いのか。
それぞれの家庭の事情が絡みそう。
中でも、ハイジアは、抗菌機能が長続きするだけでなく蓄積されていくと言う優れもの。
バッグに入れた湿ったハンカチもバイキンから守ってくれます。
バイキンが見えなくても、ニオイは分るはず。
よくよく考えると、ハンカチは、湿ったまま一日中バッグに入っています。
目の付け所が違います。凄い。
ナノックスは、ニオイをターゲットにした超コンパクト洗剤の先駆け的存在。
発売当初から、人気のある商品です。
加齢臭など、年齢からくる体臭がターゲット。
抗菌や除菌、消臭と言う部分では、非常に大きなマーケットが広がっています。
ニオイを気にする日本人の文化の現れと言えるでしょう。
また、住宅事情で、洗濯物を屋外やベランダに干すことが出来ないマンションなどの場合は、抗菌力、除菌力は非常に要求される効果なのです。
春は、花粉の襲来も。窓を開けられない方もいます。
家の中に干してもイヤなニオイがしないのは助かります。
同時に、柔軟剤の香りが注目され、しっかりニオイを消したいと考える方も多いようです。
また、その逆も。香り付きの洗剤の存在です。
香り付き柔軟剤入洗剤のラインナップも。
こちらは、まだ洗剤だとはっきり分ります。
超コンパクトの表現は、柔軟剤と間違えそうな雰囲気を醸し出しています。
実際、柔軟剤も入っているのでリンスインシャンプーのような存在?
香りが持続。良い香りが長続きする洗濯洗剤。
柔らかく良い香りに仕上がると宣伝しています。
この香りの洗剤にも、蛍光増白剤は含まれていないので、色柄ものも安心して洗えます。
もっとおしゃれ着洗いにはアクロン
アクロンを使いましょう。
おしゃれ着や、ニットなどデリケートな衣類には中性のアクロンが販売されています。
大切な洋服を長く着ることが出来る洗剤です。
洗うたびにケアされて行くのも良いですね。
やさしく洗えるのにしっかり汚れが落とせるのも魅力。
毛玉を防げると安心して着ることが出来ますね。
花王の洗濯洗剤のアタックシリーズ
花王も、他社と同じく白く洗い上げる為に使う粉の洗濯洗剤から液体までラインナップされています。
アタックのシリーズです。
こちらも主流に二種類があり、このふたつには、「蛍光増白剤」が含まれます。
注意書きに「蛍光剤配合」の赤い文字が見えます。
なかなか、奥の深い洗濯洗剤の世界です。
必ず、配合される成分を理解して使用することが大切な気がします。
花王の液体洗剤のシリーズ
こちらも粉の系統を継ぐ液体洗剤。
蛍光増白剤は含まず、色ものにも安心して使えるコンパクト洗剤。
ここでも、抗菌が謳われています。
ニオイの問題は根深い。
コンパクトに続き、超コンパクト洗剤でも。
ニオイがメイン。消臭と抗菌。
アタック・ネオも、未体験の白と言いつつ、抗菌力の文字が踊っています。
花王の良い香りの元祖。フレグランス・ニュービーズ。
この商品も香りを全面に衣類をやさしい洗剤の代名詞。
柔軟剤を配合し、衣類を柔らかく香り良く仕上げます。
木村佳乃さんがキャラクターとして大人っぽく凛としたイメージが伝わってきます。
ラインナップがしっかり出来上がっていて、主力商品であることを感じさせる商品構成ですね。もっとおしゃれ着には、エマール
花王のおしゃれ着洗剤と言えばエマール。
エマールも中性洗剤。どの衣類でも洗うことが可能。
洗濯機でカンタンにおしゃれ着を洗える技を身に付けていれば、クリーニングに出す手間もお金も節約出来ますね。
そして、大事な服を長く清潔に着られるのも素敵。
需要が増えつつある介護に適した洗剤
超高齢化が加速する我が国のお家事情も洗剤業界に課題を投げかけています。
介護による洗濯物の新たな問題とは。
汗や泥汚れと言った汚れとは違う、介護で発生する洗濯ものは、介護される方も、する方にも、より快適に洗濯ものを洗い上げる洗剤が求められています。
洗濯ものに、ニオイが残りやすいのも特徴です。
また、大人の排泄物が付着する場合の衛生面の問題も発生します。
介護する方、される方。そして、ご家族全員が快適に暮らせる空間を確保する為の消臭、除菌に特化した洗濯洗剤。
体が不自由なご家族を衛生的でニオイの気にならない暮らしを助ける商品です。
私自身、このストロングという言葉の意味が分からずにいました。
介護をする方のご苦労を実感できる商品ですね。
P&Gのラインナップはどうでしょう
P&Gと言えば、アリエール。
非常に人気があるシリーズです。どこのドラッグストアにも、スーパーでも必ず目立つ場所を陣取っています。
洗剤界の抗菌消臭戦争の火付け役?
アリエールのシリーズも粉の洗剤からコンパクト、超コンパクトへと続きます。
とにかく、消臭、抗菌のオンパレード。
中でも特徴的なのは、アリエールのシリーズの製品には、粉、液体ともに蛍光増白剤が含まれることです。
白いものをより白くそして、液体が良いと思えば、「アリエール」が選択肢となる訳です。
なんとなく企業戦略が見え隠れします。
アリエールが超コンパクトでなく、コンパクトの液体洗剤を主流にしている訳はこのあたりに隠れているのかも。
他社が、超コンパクトが主流になりつつある中、アリエールは、コンパクトが主流。
CMや広告、店頭での販売術で感じとることが出来ます。
この冬限定のアリエールが出ました
さすが、抗菌の火付け役。この冬も仕掛けてきました。
抗菌洗剤史上最強と堂々と言い放つ自信。
50倍抗菌?どんだけ抗菌すれば気が済むのか?
言われれば、言われるほどナーバスになる。
見えない敵との戦いを思わせる清潔フェチとでも言うのでしょうか。
実際、私も気になるタイプなので菌は、本当にそこにあるのか!と身構えてしまいます。
この冬限定って!限定ものに弱い日本人を狙い撃ち?
洗剤と、スプレーで菌やウイルスに立ち向かう!
インフルエンザの大流行もある季節。
マーケットの拡大を狙っているのか?
丸いお菓子のような洗剤も
P&Gのアリエールやボールドから、キューブ状の洗濯洗剤が発売されました。
ドラム式の洗濯機用に一回分のキューブを入れるだけ。
計量の手間が無くカンタンに洗濯の準備ができます。
もちろん、そのまま乾燥まで洗濯機がしてくれる。
ドラム式の乾燥機がついた洗濯機。欲しいですね。
洗濯機は、ともかく。
さまざまなアイディアが詰まった洗濯洗剤。
P&Gの香りの洗剤はボールド
カワイ外国人のヤマダさんの奥さんが、大活躍のCMでおなじみのボールド。
香り付き柔軟効果のある洗剤の先駆け。
発売当初は、柔軟剤を使うのが面倒な男性をターゲットにしていたような気がしました。
ある時から、ヤマダさんの奥さんがが出現。
ターゲットは、良い香りの好きな女性向けに。
気分も天気で変わる?やはり女性がターゲット?
めちゃくちゃ可愛くなったボールドも人気が高い。
カワイイお菓子のようなボールドのキューブが人気。P&Gの香りと柔軟剤の効果を持つ洗剤。
なぜかこのボールドジェルボールには、蛍光増白剤が含まれています。
そして、大きく日本製って。
日本人向けに開発された気配がします。
日本人の美意識、衛生観念は、世界でもトップクラス。
特に、日本女性を征する化粧品や衛生用品の販売メーカーは、世界を征するとも言われています。
外資系の化粧品メーカーなどは、日本人女性を美のトップリーダーと捉えています。
P&Gにもおしゃれ着洗剤があります
P&Gのおしゃれ着洗いは、ボールドおしゃれ着洗剤。良い香りと柔らかさそして、やさしさを持った洗剤。
ここまで見て来ただけでも多くの商品があります。
そして、どの企業もユーザーのさまざまな要求に答えるべく、商品開発をしていることが伺えます。
粉の洗剤、液体コンパクト洗剤、液体超コンパクト洗剤、おしゃれ着洗剤など。
中でも、アタック消臭ストロングは、現実味のある商品だと感じました。
洗剤と言う商材の本当の意味での追求を感じます。
洗濯洗剤の大きな分け目は?
このさまざまな形態の洗濯洗剤。
バッサリ、二種類にわかれている部分にお気づきになられましたでしょうか。
洗濯洗剤には、蛍光増白剤を含むものと、含まないもが存在すると言うことです。
蛍光剤とは、蛍光増白剤のことです。
洗剤の表や裏に表記があります。
「無蛍光」とか、「蛍光剤含有」など。
何度か書きましたが、白いものをより白く見せる。
蛍光増白剤(蛍光剤)を含むか、含まないか。
白くするのではなく、目に見えない紫外線を吸収して、目に見える青白い光(蛍光)に変化させ、見た目の白さを増す効果があります。
白い綿や、麻、レーヨンの生地の生産時にもこの蛍光増白剤が使われます。
洗濯を繰り返すうちに、この蛍光増白剤が抜け落ちることで、生地がくすみ始めるのを防ぐために洗剤に蛍光増白剤を含有しているのです。
一般的な「白もの用洗濯洗剤」には、この蛍光増白剤が含まれていることが多くあります。
白いタオルやシーツなどを、「輝く白さ!」と宣伝している洗濯洗剤。
最初にご紹介した洗濯石鹸にも一部含まれています。
色柄ものを白いものと一緒に洗濯洗剤で洗っていたら、どんどん色あせしてしまった。
生成りのナチュラルな色が落ちて白くなってしまった。
何度も洗ったから? 普通そうなんじゃない?
などと考えていませんか?
洗剤の裏の注意書きを今一度チェックしてみてください。
「蛍光剤」「蛍光増白剤」の文字がありませんか。
蛍光増白剤 健康への影響は?
一通りの実験や検査の結果で商品として、販売されていますので問題はないとされています。しかし、注意書きには、乳幼児の衣類には淡い色を使ったものが多いので、おすすめしない旨の文章が書かれています。
遠回しですが、あまり赤ちゃんの肌着やタオルには使って欲しくないのかもしれません。
洗濯剤として、使う分には問題がないとしても、口に入ると健康被害が出る可能性が拭いきれません。
乳幼児は、ハンカチやタオルを口にすることが多分にあることから、蛍光増白剤の入った洗剤を避けた方が良いと言うことです。
洗濯物を分けて洗っていますか
洗濯の基本は、色柄ものと白ものを分けて洗う。
生地の素材や、洗濯表示を確認するなど、実は結構、「お作法」があるのです。
そんな面倒臭いことは、やってられない。
なんだかそんな声が聞こえてきそうですが。
大好きな服を長く良好な状態で着る為に覚えておけばソンはありません。
普段、自分で洗濯出来る服は、大切に洗い着用することで、愛着が沸いて来ます。
さまざまなものを大事にしようと思える気持ちを呼び覚ましてくれるはず。
意外に多い「無蛍光洗剤」
最近では、無蛍光のコンパクト洗剤も多くなりました。
ハイジアや、ニュービーズネオなど。
女性を意識した洗剤は、そのほとんどが無蛍光です。
また、アクロンやエマールなどおしゃれ着洗いの洗剤も。
上手に使えば、白いものはより白く、お気に入りの服はより長く使えるようになるでしょう。
また、肌が弱い方や、乳幼児の洗濯ものも。
体質的に蛍光増白剤が、あわない方もいます。
どうしても、色柄ものと、白ものを一緒に洗いたいなら蛍光増白剤を含まない「無蛍光」の洗剤をおすすめします。
色の濃いものと、白っぽいものをネットで分けると仕上がりが良くなり、色移りも防げます。
黒いシャツに、白い糸くずは、イヤですよね。
また、白いシャツに赤い染料が染み付いたり。
一緒に洗う場合の問題回避には、「洗濯ネット」を有効に使いましょう。
あなたのお好みの洗濯洗剤は?
数多くの洗濯洗剤。売れ筋からニッチな商品まで。
インターネットからも、ドラッグストアでも豊富に揃っています。
ここでは、一部のラインナップをご紹介しましたが、洗剤を製造販売する企業は多く存在します。
衛生的で、快適に過ごせるのも優れた洗剤のお陰。
肌の弱い方に向けて研究開発された商品など。
さまざまな人の暮らしに溶け込んでいますね。
たかが洗濯されど洗濯。奥が深い。
あなたのライフスタイルに合わせて、お好みの洗剤を選んでみてはいかがでしょう。
きっと、毎日のお洗濯が楽しく納得のいく仕上がりが得られるはず。
そして、清潔で健康な生活やおしゃれな毎日も。
上手なお洗濯が叶えてくれるかもしれませんよ。