右の頭が痛いズキズキ痛いのは水毒症かも?原因や対処方法、偏頭痛との違い



右の頭が痛いがズキズキ痛むことありませんか?
多くの人が経験したことがある、または現在もその状態が続いているのではないかと思います。片側だけに症状が出てしまう頭痛はその多くが偏頭痛だといえるでしょう。
ですが、もう一つ知る人ぞ知る頭痛の原因が存在するのです。
それが「水毒症」です。
なにやら毒々しい名称がついていますが、特に女性に多いと言われているので自分に当てはまるかチェックしてください!

右側の頭痛

偏頭痛と水毒症の違い

どちらも片側に起こる頭痛という特徴を持っていますが、偏頭痛と水毒症では頭痛が起こる原因が大きく異なり、そのポイントを捉えておくことがとても大切となります。

もじゃ子
へぇー、偏頭痛以外にも頭痛ってあるんだね。
ぼーちゃん
頭痛自体は何種類にも分類されるけど、片側の痛みはこの2種類と言われているんだ。
それぞれの原因の違いを見てみよう!

偏頭痛の原因

頭の右側もしくは左側がズキズキと痛む原因の1つに偏頭痛があります。
この病名は一般的にもよく聞き、身近な人にも多く存在している頭痛です。実際、日本人のどれだけの人が偏頭痛を発症しているのかを調査したところ8%の人、つまりほぼ10人に1人は偏頭痛を持っていることになります。思った以上に偏頭痛で苦しんでいる人が多いことがわかりますね。

そんな偏頭痛がなぜ起こるのかという原因ですが、これは脳にある神経が影響しています。
専門的には三叉神経血管説というものが今1番信ぴょう性が高いとされる偏頭痛の原因で、これは三叉神経という脳にあるかなり大きな神経が関わっているというものです。

三叉神経

偏頭痛は三叉神経が原因!?

そもそも三叉神経とは、主に顔面の感覚や頭の血管を広げたり縮めたりして、血液の循環量を変えることができる神経です。
そのため、何らかの刺激が三叉神経を刺激することで、そこで炎症が起き頭痛という発作が起こるといわれています。

三叉神経は脳にある神経でもかなり大きい神経で、主に顔面の感覚や頭の血管を広げたり縮めたりということを行っています。
そのため、何らかの刺激が三叉神経に入ると、脳の血管を拡張させ、それに伴って炎症という赤く腫れた状態が起こり、それがさらに頭痛に関わる神経に刺激を与えることで偏頭痛が起こってしまいます。また最近ではその痛みによって神経の興奮が収まらず、かなり敏感な状態になり、脳で痛みのでないような弱い刺激でも痛みとして認識してしまうようになるという報告も出てきています。

つまり偏頭痛においては、三叉神経の興奮をいかに抑え、リラックスした状態で生活を行うことができるかというのがポイントとなるということです。

対処法

対処する方法としては、病院などを受診してトリプタン系薬剤を処方してもらうことが一番のオススメと言えます。一番のオススメの理由としては、しっかりと痛みに抑制をかけてくれる確率が高いというところからです。
その他に頭を冷やすということも効果的です。炎症が起こっている状態では、三叉神経にどんどん刺激が入ってしまいますし、血管も拡張状態が持続してしまいます。そのため、冷やすことで炎症も血管も落ち着かせることが大切なわけです。

もじゃ子
脳の神経が影響しているなんて怖いね。
ぼーちゃん
死に至ることはないから心配ないけど、痛い時は医者に診てもらおうね!

水毒症の原因

右側だけなど片側だけのズキズキとする頭痛の原因として、水毒症も原因としてあげられます。
水毒症というのは実は西洋医学的な病名ではなく、東洋医学的な病名なのですが、古くから言われているもので、頭痛と深い関わりを持っています。
では水毒症とはどのようなものなのでしょうか?

水

右側の頭痛は水が原因!?

水毒症というのは東洋医学の領域での話なのですが、古来よりこのことで頭痛が多く存在しているといわれています。これは、水分の摂りすぎや冷たい飲み物の過剰摂取によって、体内の水分バランスや体温調節に悪影響を及ぼし、胃腸障害である胃もたれや下痢、吐き気などの症状、水分を排出するための鼻水や咳などが起こってしまい、その中の特徴的な症状の1つに「右側など片側の頭痛」が存在しているのです。

近年では、デトックスやダイエットなどで多量の水分を摂取することが効果的というふうに言われるケースが多く見られますが、体内の水分率60%でバランス良く保たれている状態に悪影響を及ぼしてしまうことは容易に想像がつきます。つまり、もしこの方法でダイエットを行うのであれば、運動によって発汗することが絶対条件となります。
ですが、水を飲めば痩せるというイメージが残念ながら先行してしまっていて、結果水毒症に陥り、右側の頭痛を患ってしまった人が急増してしまったというわけです。
結構水だからって油断していたら、文字通り痛い目に遭ってしまいます。

対処法

何と言っても、運動を行うことです。運動といっても通勤の時などに少し早歩きで歩くことや階段を多めに使ってみる、お風呂上りにストレッチをするなどと簡単なことでいいので積極的に体の筋肉を使うことを意識することが大切です。
そしてお風呂にゆっくり浸り体の芯から温めることで発汗作用を促してあげることで新陳代謝を高めていきましょう。
こういったことで簡単に予防を行うことができるでしょう。

もじゃ子
水が頭痛に影響するなんて・・・。
ぼーちゃん
飲んだら動く!これが重要!

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