犬はお米を食べていいの？アレルギーや量の注意点

私たち日本人の主食といえばお米（ご飯）！な方がおおいはず！

そんなとっても身近なお米は昔からご飯の残り物をあげる「汁かけご飯（ねこまんま）」などと言って、わんちゃんにもあげているという話がありますが・・
「犬にお米ってあげていいの？」、「アレルギーは大丈夫？」と言った疑問もよく聞きます。
そんな犬へのお米の与え方のQ&Aをご紹介します。

お米はあげてもいいの？

まず、１番の疑問はとりあえずあげてもいいのか？です。
アレルギーがなければ、あげても大丈夫です。
はじめは胃がなかなか消化に対応できす、消化不良や下痢などになる子もいるので少量ずつ、体調のチェックをしながらその子にあった量を与ええください。

犬にとってお米って？

お米は犬にとって、消化しにくい食べ物だと言われていますが、お米は犬の主食ドッグフードにも使用されています。
理由の１つとしては、お米は小麦粉など別の炭水化物と比べてアレルギーが起こりにくく、お米のタンパク質の方が犬の体には合っていると言われています。
そしてお米は穀類の中でも犬が１ばん消化しやすい穀類なのです。

お米ってドッグフードのも入っているんだね！

そういえばドッグフードの材料は知らなかったな～

どんな風にあげたらいいの？

犬は肉食よりの雑食なので、前述通り穀類などの消化が得意ではありません。
そして、歯で噛み砕くことはできても咀嚼も上手にできないので、大きいままだったりかたいままでは消化にも悪いですが、喉に詰まる危険もあります。
お米は人間用に炊いたものを少し洗ってぬめりをとってあげたり、雑炊のように煮込むなど柔らかくしてあげてください。

どれくらいあげともいいの？

犬のご飯の栄養バランスの比率は、〈たんぱく質 6割・穀類 2割～3割・野菜　2割〉と言う割合が好ましです。
器に持った時の見た目でいいので、チェックしてみてください！
1番最初の上げ方としては、いつもの食事のドッグフードの1~2割を白米にしてあげてみることをおススメします。
アレルギーや消化の具合の確認ができます☆

犬も人間みたいに栄養バランスが大切なんだね！

お米のあれこれ

玄米
精米されていない状態のお米の玄米は、外側（殻）にアレルギー物質が多いのであまりおススメはしません。
白米で大丈夫でも玄米はアレルギー症状がでる子もいます。
栄養価は高いのでアレルギーがなければ少量あげるのもいいのですが注意が必要です。
雑穀米
雑穀と一言で言ってもかなりの種類（あわ・きび・ひえなど）があり、市販にもたくさんの穀類や豆が混ざったものがありますが、とにかく栄養素は豊富です。
アレルギーの可能性でいえば低くはないので、あげる量は気を付けなければいけません。
雑穀米と言えばかたいイメージですが、しっかり煮たものなどなら消化も良いです。