吉野山
下・中・上・奥千本と約3週間に渡って約3万本の桜の花が次々に咲く。大峯山脈の北端、
南北に続く約8kmの尾根一帯が全山薄紅色に霞みがかかります。
奈良県吉野町吉野山
奈良公園
和歌にも詠まれてきた奈良公園の桜は、彼岸桜や染井吉野とか奈良九重桜など
約1700本あり、順次開花します。502万平方メートルにおよぶ広大な都市
公園には、約1100頭と言われる鹿が群れ遊び、浮見堂や若草山など見どこ
ろとなります。
奈良県奈良市登大路町、雑司町、春日野町、高畑町
月ケ瀬湖畔
月ケ瀬湖畔約5kmにわたって桜が咲き、湖面からの眺望もすばらしいものがあります。
奈良県奈良市月ケ瀬長引21-8
郡山城跡
明治になり城郭が取り払われ、柳澤神社建立の際、周辺に桜を補植、かがり火を焚いた
のが夜桜の始まりといわれる。明治44年には新たに3000本の桜が植栽されました。
かがり火も今は電灯にかわっています。
奈良県大和郡山市城内町
石上神宮外苑公園
石上神宮周辺では約600本と言われる染井吉野が咲き誇れて夜桜はぼんぼりで照らされ、
風情もたっぷりとあじわえます。
奈良県天理市杣之内町
談山神社
木造としては現存唯一の十三重塔をはじめ、三間社春日造りの本殿ほか朱塗りの華やかな
社殿が立ち並んでいます。桜と紅葉の名所として知られ、時期には約500本の染井吉野
などが咲き誇ります。
奈良県桜井市多武峰319
佛隆寺の桜(千年桜)
本堂背後には石室があり、中に五輪塔が立っています。境内の階段の途中に位置する
千年桜は、樹齢900年以上の奈良県下において最大最古の桜として有名だ。大和
茶発祥の地としても知られています。
奈良県宇陀市榛原赤埴1684
又兵衛桜(本郷の瀧桜)
樹齢300年ともいわれる桜の古木があります。県の保護樹でもあります。大坂の陣で
活躍した、後藤又兵衛の伝説にちなんで「又兵衛桜」と名付けられました。後藤家の屋敷跡
に位置し、見ごろは周辺に植えられている桃の木と同時にかけて一斉に咲き誇ります。
奈良県宇陀市大宇陀本郷
氷室神社
枝垂れ桜は、奈良一番桜ともいわれ早咲きで有名です。3月中旬頃から開花します。周辺
には東大寺や興福寺、奈良国立博物館などがあります。ここの主祭神は東山一帯の神様で、
この桜は、山の神が奈良の町に本格的な春を告げるとして親しまれています。
奈良県奈良市春日野町1-4
信貴山 朝護孫子寺
境内の2000基の石灯籠に日没より火が入り、所々の水銀灯の光と共に壮観な夜桜を
楽しむことができます。本堂にはライトアップもされて、境内一円に雪洞を吊して
雰囲気を盛り上げています。
奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1