みなさんは「人食いバクテリア」と呼ばれる存在があるのをご存知ですか?
今回調べてみて、私自身恐怖を感じました。
知っておくべきことがたくさんあるのでまとめてみました。
人食いバクテリアとは?
人食いバクテリアとは、「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」のことです。
この劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは、「A群溶血性レンサ球菌」と呼ばれる細菌に感染した際に発症するものとされていて、手足を壊死させてしまう病気で、亡くなってしまうケースもあります。
そのため、人食いバクテリアと呼ばれています。
人食いバクテリアの初期症状は?
通常、レンサ球菌に感染しても皮膚に感染症が発生したり、咽頭炎や扁桃炎、中耳炎などにかかる場合がほとんどで、重症化するケースは少ないです。
しかし、菌が傷口から血液に侵入してしまうことで劇症化する場合が、まれにあります。
それによって劇症型溶血性レンサ球菌感染症になる場合があります。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症の初期症状としては、”手足の腫れ“”激しいのどの痛み“があります。
その後、急激に手足が壊死を引き起こし、それが原因で血圧の低下や多臓器不全からショック状態になってしまい、発症してから数十時間で亡くなってしまうこともあり、感染者の致死率は30%もあります。
人食いバクテリアは日本にもいる!?
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、日本でも確認されています。
最初に確認されたのが1992年で、2014年には273人の感染が確認され、2015年は8月23日までの間に291人の感染が確認されています。
また、2015年6月14日の調査で、71人の方が亡くなっているようです。
高齢者の方の発症が多いようですが、基礎疾患のない方の感染もあるようで、なぜレンサ球菌が劇症化するのか、原因はわかっていません。
そのため、手足に赤みを伴った痛みを感じたら、早急に病院へ行くことをおすすめします。
人食いバクテリアの感染経路と予防法は?
原因となるレンサ球菌は、ほかの感染症と同じように飛沫感染や接触感染などによって感染します。
人食いバクテリアに感染している方の、都道府県別の割合を見ると、人口が多ければ多いほど感染の可能性が高くなります。
予防法としては、うがい手洗いやマスクなどである程度、感染を予防することが出来ます。
また、人込みを避けて生活することも予防法の一つです。
接触感染については、手足などの洋服の外に出る部分に傷がある場合には、絆創膏などでしっかり保護をして直接接触しないように注意しておきましょう。
人喰いバクテリア怖すぎる… ほん怖とか死んでも見ないとか思ってたけど、人喰いバクテリアに感染する位だったらほん怖見るわ…
— かプラ✘狐屋 (@3s_kpr) 2015, 8月 29
今人喰いバクテリアの特集やってて驚愕したよ 溶連菌が原因だって書いてあって俺溶連菌に三回かかってるからほんとに怖かった。
— ぱいせん (@17e53b2e0bdd46b) 2015, 8月 29
やっぱ一番怖いの人喰いバクテリアだわ 最短1日で死に至るとかやばすぎる pic.twitter.com/qUo8uN2qMS
— ササガワ (@sasaG0112) 2015, 8月 29