風邪以外で、喉に違和感を感じたことのある方もいらっしゃると思います。
そんな時、みなさんはどうしていますか?
実は、風邪の症状以外で喉に違和感を感じる場合、何かしらの病気の可能性があることがあります。
そのため、喉に違和感を感じたら、”大丈夫でしょ!“と放置しておいてはいけません。
今回は、喉の違和感に加えて、咳や吐き気などの症状が出た場合の、原因などについて紹介したいと思います。
喉の違和感の原因は?
喉の違和感といっても、種類はたくさんあります。
ストレスや疲れによっても症状が出る場合がありますし、軽い風邪の場合もあります。
中には、喉の部分にできた癌が原因の場合もあります。
これらを見分けるには、喉の違和感以外にどんな症状が出ているかが重要です。
喉の違和感と一緒に出ている症状に注意していると、何が原因かがわかる目安になるため、見逃さないようにしましょう。
咳や吐き気が一緒に出ている場合は?甲状腺?
今回は、喉の違和感と一緒に、”咳“や”吐き気“などの症状がある場合、どんな原因があるのか調べてみました。
一番に考えられる原因は、甲状腺に腫瘍ができている場合です。
甲状腺は、喉の部分にある臓器で、甲状腺ホルモンを分泌する役割があります。
甲状腺ホルモンは、新陳代謝を活発化させるために必要で、神経の働きを調整するために重要です。
この甲状腺に炎症や異常が起こると、新陳代謝の機能が弱くなってしまい、不調になる原因になります。
甲状腺に起こる病気
甲状腺にできる腫瘍は、良性の物が多いのですが、悪性の場合には早期の発見が必要とされます。
ここでは、良性の腫瘍と悪性の腫瘍についてお話します。
・良性腫瘍
良性腫瘍には、「濾胞線瘍」「線瘍様甲状腺腫」の2種類があります。
良性のため、すぐに摘出する必要がない場合が多いです。
小さい腫瘍でも、飲み込むときに違和感があります。
定期検査して腫瘍が大きくなってしまった場合には、手術によって取り除きます。
・悪性腫瘍
悪性の腫瘍は、主に癌のことを指します。
甲状腺の癌には、「乳頭がん」「濾胞癌」「悪性リンパ癌」などがあります。
これらは、早期に発見することが必要です。
しかし、甲状腺にしこりができたり、リンパが腫れることがありますが、痛みが少ないため、早期発見が難しい場合が多いようです。
最後に
喉に違和感があり、咳や吐き気がある場合には、甲状腺に異常がある場合が多いようです。
良性の場合はいいのですが、悪性の場合には早期発見が必要です。
なにかいつもと違う症状が出た場合には、早めに病院へ行き、診てもらうようにしてください。
ただの風邪と思って、放置しない様にしましょう。