みなさんの中にはアレルギー性鼻炎の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ある程度大きくなってくると発症しそうな感じがありますが、赤ちゃんも発症するのをご存知ですか?
赤ちゃんがアレルギー性鼻炎になってしまうと、長い間悩まされてしまうため、どんなことに注意するべきなのか調べてみました。
アレルギー性鼻炎とは?
そもそもアレルギー性鼻炎とはどんな病気なのでしょうか。
外からウイルスが入ってきたことで抗体が反応し、刺激になります。
アトピー体質の方にウイルスが入ってしまうと、ヒスタミンと呼ばれる物質が放出されます。
そのヒスタミン物質は、鼻の粘膜を刺激し、それが原因でくしゃみや鼻水、鼻詰まり、鼻のかゆみなどを発症します。
花粉症もアレルギー性鼻炎の一種です。
他にもダニやホコリなどのハウスダストが原因になります。
大気汚染や食生活が変化している今の時代には、アレルギー性鼻炎になる方が増えています。
赤ちゃんがアレルギー性鼻炎になったかどうかは何でわかる?
大人が発症した場合には、いつもと違うくしゃみや鼻詰まりなどの症状が発生するため分かりやすいですが、赤ちゃんが発症しているかどうかは、どう見分ければいいのでしょうか。
赤ちゃんはアレルギー性鼻炎になってしまった場合、しぐさや顔つきで判断できます。
鼻をすすったり、鼻をよく掻いたり、目の下に浮腫んだクマが出来ます。
また、無意識にチックと呼ばれる症状が出るようです。
チックとは、癖のようなしぐさで、慢性化してしまうとチック症と呼ばれるようになります。
いつも以上に瞬きや首振り、顔をしかめたり肩を上げるなど、普段と違う動きをしたら注意して見てみましょう。
これらの状態がいくつか見られる場合には、アレルギー性鼻炎の可能性がありますので、病院で診察してもらうといいと思います。
アレルギー性鼻炎の治療法は?
何が原因で発症しているかにもよりますが、一番の治療法はアレルギーの元になっているウイルスを減らすことです。
家庭で起こりやすいのがダニやホコリのハウスダストですが、こまめに掃除することで症状が改善される場合があります。
しかし、花粉や空気中の汚染が原因であれば、私たちではどうにもなりません。
その場合には病院で治療してもらいましょう。
アレルギー性鼻炎と診断された場合、抗アレルギー剤を処方してもらえます。
アレルギー性鼻炎に効果のある薬は市販されていますが、赤ちゃんには使用できない場合がほとんどです。
使用上の注意を読んだり、薬剤師に相談して判断してください。
安全に判断したい場合は、病院に行くことをおすすめします。
最後に
赤ちゃんは、自分で症状を教えることが出来ません。
大人がちょっとしたサインを見逃さず、対応してあげたいですね。
ぜひいつもと違う表情やしぐさを何度かした場合には、アレルギー性鼻炎を疑ってみたください。