1 ゴミの臭いとは
引用元:http://free.stocker.jp/
ゴミの臭いは食べ物のゴミに雑菌が繁殖して悪臭のもとや有毒なものを生み出して起こります。なので、分別して残った生ごみの臭いを抑えればゴミの臭い問題は解決です。
2 ゴミの臭いを発生させない方法
引用元:https://pixabay.com/
水分をよく切ってから捨てる
雑菌の繁殖には水が必要です。その水をなるべく減らして捨てれば雑菌の繁殖を元から減らすことが出来ます。
新聞紙をゴミ袋の底に入れて水分を吸わせる
古新聞を小さく切ったものをゴミ袋の水分が溜まる底の方に入れておきます。水分とともに臭いも吸収してくれるので一石二鳥です。
お酢、クエン酸などをキッチンペーパーに吸わせたものをゴミ袋の底に入れる
酸を入れることで殺菌して臭いを抑えます。お酢もクエン酸も薄い溶液で効果が出ます。例えばクエン酸なら200ccに小さじ一杯で十分です。
☆☆分別は臭い対策のためにも絶対必要!!☆☆
ゴミの分別はリサイクルできるものを取り出したり、焼却炉に燃えないごみが入らないようにという意味もありますが、リサイクルできるペットボトルやびんやカンを洗ったり、燃える生ごみや紙ゴミを一箇所に集めることで、ゴミの臭い対策にも大いに役立っています。まずはゴミをしっかり分別して出し方をちゃんと守ってみましょう。最初は面倒だったり場所をとったりして大変ですが、慣れてくれば衛生的で気持ちの良い暮らしを送るための一番の基礎になります。
また、ゴミの分別や袋の種類、出す曜日や場所などは各自治体ごとに違います。お住まいの自治体のホームページや電話などで確認して、その自治体ごとの分別の仕方を確認してきちんと出せば、ご近所の人と挨拶を交わしてより暮らしやすくなるというメリットもあります。
3 ゴミの臭いを取る方法
引用元:http://gahag.net/
重曹や塩
臭いがしてきたら重曹を振りかけます。重曹はタンパク質由来の臭いのもとはアルカリ性なので酸性の臭いの元を中和して抑えます。また、重曹そのものにも水分を吸う性質があるので雑菌の繁殖を元から減らすことが出来ます。塩は食べ物を腐らせない防腐剤の作用があるので、臭いの元を減らすことが出来ます。
おがくず、茶葉、コーヒー
おがくずは水分や油分を良く吸い取る性質があります。さらに木材には抗菌作用があるので、三角コーナーのフィルターや生ごみの袋の底にあらかじめおがくずを入れておくなど、お酢と違っておがくず自体に気になる臭いがないのでゴミそのものにまぶすなど、いろいろ使い方が工夫できます。同じように茶葉やコーヒーの出がらしにも臭いを吸着する作用があるので、ゴミの活用にもなり、一石二鳥です。
ちなみにお茶やコーヒーの出がらしには水分が含まれているので、掃除をする時にあらかじめ撒いておくとほこりを舞い上がらせずに掃除することが出来ます。
☆☆ゴミ箱もきれいに☆☆
長く同じゴミ箱を使っていると、ゴミ箱自体にゴミの臭いが染み付いてきます。また臭いの雑菌からカビが生えることもあります。ゴミ箱のお手入れにはスポンジ等でゴシゴシと水や洗剤で洗うだけでなく、殺菌もしましょう。消毒用のエタノールを吹きかけて雑巾で水分が残らないようによく拭き取ります。エタノールに抗菌作用のあるアロマオイルを数滴垂らすと良い香りもしてさらに抗菌力がアップします。
生活する上で主婦(夫)(一人暮らしでも家族がいても家事をする人が主婦(夫)です)にとって一番気になるのが衛生状態を保つことです。掃除や殺菌ももちろん大切ですが、そうして出たゴミをいかに減らすか、いかに溜め込まないかは、快適な生活を送る上での肝の部分です。少しの手間を習慣にして、それも楽しんでしまえばこっちのものです。ゴミと上手に付き合って楽しい生活を送りましょう!