ネットショップやオークションなど、試着せずに靴を購入する機会が増えましたが、デザインは素敵なのに靴の大きさが合わない、かかとの高さが合わないなどの理由でせっかく手に入れた靴が靴箱に入れたままになっていませんか?
お店で試着して買っても、右足と左足でサイズが微妙に違って履いていたり、履いているうちに大きさが合わないことに気づくこともありますよね。そんな時の調整方法をご紹介します。
1 靴のサイズが大きすぎる時
引用元:https://pixabay.com/
ブカブカのままで履いていると…
靴が足のサイズより大きくても履けるしとそのまま履いてしまうと、歩き方のバランスがとりにくくなります。その結果、脱げないように歩くために歩き方が変になったり、姿勢が悪くなって体に影響が出たり、怪我をしたり、転んでしまったりといったことの原因になります。姿勢の悪さは血行の悪さや腰痛などににつながってしまうこともあります。靴は常に足にピッタリなものを履きましょう。
大きすぎる靴を調整したいときは
① 靴下を履く
スニーカーやブーツ、モカシンなどの靴の場合は靴下でも調整することが出来ます。例えば靴下の長さがくるぶしより下のアンクレットソックスなどは調整するのに重宝します。パンプスの場合も、靴ずれ防止のカバーソックスが大きさの調整にも使えます。
② 中敷きを入れる
市販の中敷きを敷いて、自分で合うかどうかを調整することも出来ます。
③ シューズバンドをつける
パンプスで中敷きを入れるのが苦手などの場合はシューズバンドをおすすめします。今はネット通販で見えにくい透明なものからシンプルなもの、靴のアクセントになるような飾りのついたものなど豊富な種類があるので、カスタマイズのような感覚で使うのも楽しいですね。
④ 大切な靴や、確実にピッタリと履きたいとき
靴の修理の専門店や買った靴屋さんに相談してみましょう。きちんとサイズを図ってピッタリのインソールを作ってもらえます。
【番外編】応急手当にはつま先やかかとに詰め物を入れる
詰め物には布やつま先専用のクッションなどもあります。布を入れるとき履き古したストッキングは足に柔らかく形も変えやすいのでオススメです。つま先の詰め物専用のクッションはネット通販などでも手に入れることができます。でもこれは時間がないときなどの応急手当にしてください。もともと足のインソール用の素材ではないものなので、後でマメができたり足に負担がかかります。
お気に入りの靴がぴったりしたサイズで履けるのは気持ちが上がりますし、お手入れするのも楽しいものです。人を見るときはまず靴からと言われるように靴は身に付けるものの中でも大切なアイテムです。心地よい靴で楽しくしたいものですね。
2 かかとの高さが合わない時
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お店で試着して買った靴でも、かかとの高さが合うかどうかはすぐには分かりません。時には足の長さが左右で微妙に違って片方だけが合わないこともあります。ある程度履いているうちに靴が脱げてしまったり足が疲れやすい時はかかとの高さが歩き方や姿勢に合っていない可能性があります。でもせっかくデザインが気に入って買った靴、あきらめるのはまだ早いです。かかとの高さの調整法をご紹介しますね。
① ヒールの高さの調整
高過ぎるヒールはまずは靴の修理の専門店や買った靴屋さんに相談してヒールのカットをしてもらいましょう。
② ヒールに履き慣れる
高いヒールを履くのには「慣れること」が必要です。最初は誰でも高いヒールを履くとすぐに足が痛くなってしまいます。でも、やっぱり「普段からかわいいパンプスを履きたい!」「パーティーや結婚式でおしゃれしたい!」って思うこともありますよね。そんな時のために高いヒールに慣れるための練習を普段からするのもオススメです。あまり値段の高くない履きたい高さのヒールのパンプスを普段の買い物やお散歩で履いてみましょう。だんだんヒールの高さに慣れてくると膝を曲げずに姿勢もまっすぐで高いヒールでも普通に歩くことが出来るようになります。「おしゃれは忍耐」なんて言葉もあります。好きな高さのヒールでおしゃれにカッコよく歩きましょう!