岸和田だんじり祭り2015の日程や会場、試験曳きや宵宮、本宮の詳細、混雑状況まとめ



毎年9月に開催される岸和田だんじり祭りをご存じですか?
だんじりとは西日本特有の呼称で、山車のことをさします。
このだんじりを曳いて全速力で街中を駆け抜けるお祭りです。
総重量4トンを超えるともいわれるだんじりが全速力を保ったまま方向転換する「やりまわし」の迫力は圧巻そのもの!
シルバーウィークを利用して「岸和田のだんじり祭り」見物はいかがでしょうか?

岸和田だんじり祭りとは?

岸和田だんじり祭りの起源については諸説ありますが、
1703年に当時の岸和田藩主であった岡部長泰が五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭が始まりだと伝えられています。
総重量約4トンを超える「だんじり」をおよそ500人が全速力で曳行し五穀豊穣を祈ります。

岸和田だんじり祭り2015豆知識

だんじりとは西日本において「山車」を指す呼称です。
だんじりの種類として、「下だんじり」、「上だんじり」がありますが、岸和田だんじり祭で曳行されるだんじりはすべて「下だんじり」です。
これは岸和田城下において城門をくぐる必要があったため、独自の進化を遂げたためと言われています
。一般に下だんじりは優美なシルエットと精密な彫刻が施されており、発祥である岸和田以外にも広まりを見せています。

休憩時にはその精緻な彫刻を楽しむのも醍醐味の一つです。

2015年度岸和田だんじり祭の日程

宵宮は9月19日(土)の午前6時から午後10時

本宮は9月20日(日)の午前6時から午後10時にかけて行われます。

シルバーウィーク前半と重なるため例年より混雑することが予想されます。

そこで、混雑を避けたい場合は9月6日(日)の午後2時から午後4時にかけて行われる「試験曳き」を見に行くのもおすすめです。試験曳きはだんじりに不具合がないか確認するために行われるいわば予行演習ですが、本番と変わらない気迫溢れる全力の走りが披露されます。

岸和田だんじり祭り2015の見どころは?

岸和田だんじり祭り、その魅力はなんといっても本宮における大迫力の「やりまわし」
最高速度を保ったままだんじりを方向転換させるその技術には感服です。
この大迫力かつ緻密な技は曳き縄の付け根を持つ綱元(つなもと)による緻密な速度調整と屋根の上に立つ大工方(だいくがた)の指示のもとに、だんじりを制御することで達成されます。毎年やりまわし目当てに曳行コースの曲がり角には大勢の観客であふれます。
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また宵宮の午後7時過ぎからは「灯入れ曳行」が行われます。
無数の赤い駒提灯に照らされただんじりが歩行曳行される様は昼間の勇壮さとは一変して雅やかな光景です。
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見物人の心得

1. 祭礼関係者、警察官は、だんじりの安全曳行と、見物人の安全確保のため随所に立って見物人を誘導しています。これらの方の指示には、速やかに従ってください。

2. 脚立、ふみ台に乗っての見物は危険です。絶対にしないでください。

3. ゴミを道路に捨てないでください。各自お持ち帰りください。

4. 傘をさしての見物は非常に危険ですレインコート、カッパ等を御持参ください。

5. 喫煙しながらの見物は非常に危険なので、絶対にしないでください。

6. 当日は広範囲にわたり交通規制が実施されます。車での御来場は御遠慮ください。また、電車でお越しの際は、岸和田駅周辺は大変混雑しますので、蛸地蔵駅もしくは和泉大宮駅を御利用ください。

7. だんじりには後梃子という舵取り梃子があり、その後梃子の操作を十分に行うには、だんじりの約二倍の幅が必要です。だんじりが通過するときは、道路を広く開けて曳行の邪魔にならない様にしてください。

(引用元:https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/danjiri/kenbutsu-kokoroe.html)
大迫力のだんじり祭りですが、危険はつきもの。観客側もマナーを守って安全に見物しましょう。
また今年度の注意点としては新たにドローン使用自粛についてアナウンスされています。

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