現在、花粉症を患っている人は日本国民の5人に1人といわれています。春は花粉症の季節、鼻のかゆみやくしゃみ・涙目などさまざまな症状で悩まされます。
春はもうすぐそこまで来ています。
そこで今回は春に花粉症の原因になる植物の種類やその予防について調べてみました。
春の花粉症
日本で花粉症を引き起こす原因になる植物は、およそ60種類と報告されています。また、飛散する時期も様々ですが、春に花粉を舞い散らす植物はなんでしょうか?
●杉

引用元:https://goo.gl/QJ5Y8D
●ヒノキ

引用元:https://goo.gl/gL97i1
●ハンノキ

引用元:https://goo.gl/ZvcuY4
●ネズ

引用元:https://goo.gl/rTP5xJ
●オオヤバシャブシ

引用元:https://goo.gl/l387ZH
飛散する花粉量も年々増加しています。カバノキ科の花粉は果物の花粉と似たタンパク質を含み、果物を食べると口の中が痒くなったり、腫れる口腔アレルギー症候群が起こる可能性があります。
●オリーブ

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●シラカンバ
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●カモガヤ(イネ科)

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春の花粉予防対策
●花粉や排気ガスの多いところには近づかない
花粉を撒き散らす植物に近づかないことはもちろんですが、花粉症を発症させるIgE抗体は、排気ガスに含まれる窒素酸化物により、増えやすくなるとの報告があります。都心部での外出には、メガネやマスクなどを着用しましょう。
●服装はナイロンやシルクなどの素材を選び、花粉が付着しやすい素材のものは避けましょう。花粉が舞い上がりやすいスカートよりも、パンツがおすすめです。
●帰宅したら手洗い・うがい・洗顔・洗眼を忘れずに
外出時に付着した花粉を洗い流しましょう。口の中、顔、目に付着した花粉を洗い流すには、手洗い、うがい、洗眼、洗顔が効果的です。
花粉が飛散している時期は、さらに洗面器に入れた塩分約1%分の生理食塩水で鼻の片方を指で押さえ、もう片方の鼻で塩水を「吸い込んで、出す」を繰り返す鼻うがいが有効です。

●部屋の掃除はこまめに午前中にするのがベター
空気中の花粉のほとんどは10~15分程度で床や家具などに付着してしまうので、掃除機では花粉を巻き上げてしまうことにもなりかねません。おすすめなのは、花粉飛散量がピークに達するのは正午からが多いので、午前中に雑巾を使った拭き掃除をすることです。
●こまめに洗濯をする
衣類・カーテンや寝具・タオルなどに大量の花粉が付いてしまいます。花粉のシーズン中は、いつもよりこまめに洗濯をしましょう。粘着ローラーやハンディタイプの掃除機で、こまめに吸引をするなどして花粉の付着を取り除きましょう。

●シーズン到来前に受診する
花粉症を経験している人にとって大切なことは、花粉症にかかる前に医師の診断を受けることです。抗アレルギー薬は、服用してから効果が出るまで早くて1~2週間かかります
●食生活を見直して症状改善
花粉症は免疫システムに深くかかわっているので、食生活を見直し、免疫バランスを整える発酵食品を食べると症状が改善されるといわれています。KW乳酸菌、L92乳酸菌入りのヨーグルト・納豆・酒粕などを日常の食卓に取り入れましょう。
●サプルメント
免疫系に作用するフコダイン・かゆみや炎症を抑えるオリゴメリック・免疫バランスをアップさせるスピルリナ・活性酸素除去パワーをもつセサミンなどど食事だけでは補えない部分をサプリメントで摂取するという方法で活用し体質改善を計るというのも一案です。

引用元:http://goo.gl/TGNwYw
●花粉をシャットアウトスプレー剤を使う
シュッとひと吹きすると、衣服に付いた花粉などのハウスダストを固めて落とし飛散を防いでくれるスプレー剤が市販されています。
帰宅時に玄関でシュッと撒布するだけで花粉が落ちる便利なお助けグッズです。
引用元:http://goo.gl/GNExxD