害虫は何も蚊やアブといったものだけではありません。ムカデのような存在も、蚊に勝るとも劣らない害があるのです。今回は、ムカデに刺された時の対処法に迫ります。
ムカデに刺された時の症状
ムカデは刺すというよりは、強靭なアゴで噛むというほうが正しいです。刺された時の主な症状は以下の通りとなっています。
・疼痛
・しびれ
・患部の灼熱感を伴った炎症
人によって反応は様々ですが、場合によっては発熱やめまい、吐き気といった全身症状が出ることもあります。
ムカデに刺された症状が重症化すると、患部周辺の組織が壊死、潰瘍化(ただれてしまうこと)の原因となります。
普通の人よりも注意しなければならないのは、一度スズメバチといった害虫に刺されたことがある人です。そういった人がムカデに噛まれると、アナフィラキーショックを発症する恐れがあるからです。最悪の場合は、救急車を呼ばなければならなくなる事態になるでしょう。
対処法
まずは傷口から毒を吸い出します。この時に、口を使うのは衛生上よくありません。ポイズンリムーバーという専用器具を使うと良いでしょう。毒を吸い出したら、流水で傷口を洗い流します。そして、水や氷で患部周辺を冷やしましょう。抗ヒスタミン剤やステロイド剤入りの軟膏があれば、それを塗っておきます。あとは安静にしておくことです。
ここであげた例は、水で患部を冷やすという方法ですが、それとは逆の方法、つまり温めるという方法もあります。どちらも民間療法レベルの治療法なので、急場凌ぎと考え、処置を施したあとは病院へ行来ましょう。
今あげた対処法はあくまで一例ですが、対処法に限らず共通して言えることは、異常があったらすぐに救急車を呼ぼうということです。素人の判断が危険な事態を招くことは多々有ります。ここで挙げた対処法はあくまで民間療法なので、最終的には必ず病院で診てもらほうが良いでしょう。
予防
ムカデは実は臆病な生き物です。自分に触れてくるものに対して危害を加えられると思って攻撃してくるのです。なので、ムカデを見かけた時は慌てず騒がずゆっくりと捕まえて家の外に放るのが良いでしょう。また、ムカデは熱に弱いので、熱湯をかけてやれば撃退できるのです。ムカデはじっとしているわけではなく、狭く、湿っていて餌のある場所に向かって常に移動しているのです。
ムカデに限らず、害虫が住みにくい環境を作るのも大切です。また、蚊帳を使うという事も考えられます。
痛ぇ!!!
うわっ!
ムカデにさされた!
せっかく咳も出ずに気持ち良く眠れてたのに
抹殺!!💢💢
ほら咳出だしたよ…
こりゃ今夜はなかなか眠れなさそうだな…
— りゅうちん (@ryuutinn37) 2015, 8月 5
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