引越しを考えていらっしゃる方の悩みの種のひとつは、ご近所への挨拶。
今までお世話になった方から新しい場所での近隣の方への挨拶まで、どちらも好印象で決めたいものです。
そこで挨拶に関する「すること」と「してはいけないこと」を調べてみました。
挨拶は必要ですか?
旧居でお世話になった方々への感謝を伝える、またこれから新居でお世話になる方々に引越しの挨拶をすることは、お互いが気持ちよく社会生活を営む上での基本です。
最近では、近所のお付き合いが希薄になり、隣にどういう人が住んでいるのか知らないというケースも増えていますが、生活していく上で、お互い助け合ったり、迷惑をかけることもあります。
旧居で引越しの挨拶をしておくことで、引越し荷物の運び出しでの騒音にも理解を示してくれるでしょうし、あとで旧住所に郵便物や宅配などが届いた場合もなんらかの形で助けてくれることでしょう。
新住所で挨拶を事前に済ませておけば、荷物の搬入やトラックの駐車などで迷惑をかけても、引越しの相手が分かっているので、安心して大目にも見てくれます。
これからが永いお付き合いになるわけですから、ご近所の方とは初めから円滑にすすめていきたいものです。
*挨拶しない場合もあります。
いつ挨拶するのがいい?
挨拶はいつするのがいいのでしょうか?
旧居での引越しの挨拶は、できれば前日か前々日、そうすれば当日の引越しが事前に分かっているので、ご近所とのトラブルもなくスムースに進むでしょう。
新居のご挨拶は当日か遅くても翌日がベストでしょう。できれば引越し前日に挨拶すると、荷物の搬入やトラックの駐車などで騒がしくなってもご近所の方は、あなたが引越ししてくるのは分かっているので問題なくすすめることができます。
挨拶の時間帯はいつがいい?
さて挨拶の日は決まったものの、時間帯はどうでしょう?ベストな時間帯はあるのでしょうか?
早朝、深夜、食事の時間以外の日中がいいでしょう。
日中といっても、休日は午前中は避けて、午後からにしましょう。お休みはゆっくりしたいものですよね。
平日午後2時~6時ごろがベストな挨拶の時間帯といえます。
何度か行って不在の場合は、玄関先のポストに簡単な挨拶文をいれておけば、後日相手と会ったときに、その旨を伝えて挨拶しましょう。
不審者を疑い居留守をする人もいるので、臨機応変に対応しましょう。挨拶の実践例
挨拶の苦手な人にむけて、挨拶のしかた例文をご紹介します。もちろん挨拶は笑顔が一番ですよ。
・「はじめまして。この度、隣に引越してきました○○と申します。どうかよろしくお願いいたします」
・「こんにちは。●●号室に引っ越してきた○○と申します。ご迷惑をお掛けすると思いますが、よろしくお願いします」
・「●●号室に新しく越してきた○○です。ほんのお気持ちですがどうぞ。ご迷惑をかけることもあるかと思いますがよろしくお願いします。では、失礼します」
・「向かい(隣・裏)の○○ですが、この度▲▲を機にこちらに参りましたのでご挨拶に伺いました」
このほか余裕があれば、出身地や職業など簡単な自己紹介をしてみたり、新居で暮らすにあたって気になること(ゴミ収集場所や地域の決まりなど)を聞いてみてもいいかもしれません。一言でも、二言でも、挨拶はコミュニケーションを円滑にする第一歩です。
引用:http://goo.gl/XpE5kr
引越し挨拶の礼儀は
●挨拶をする:世帯の状況により変わりますが、基本的にはご近所とスムースに付き合っていく意味で大切です。そしてまず挨拶をすることは、人としての礼儀だと思います。
●引越し挨拶のギフト:お世話になった方への感謝、また「これから宜しくお願いします」の気持ちを込めたささやかなギフトを用意することは、引越しの礼儀として考えられます。
●挨拶の範囲の礼儀は:一戸建ての場合は向こう3軒両隣り、アパートなどの集合住宅では、両隣、自分の部屋の真上と真下が基本です。
●挨拶の時の礼儀:基本的に家族で挨拶がベストです。都合がつかない場合、特に子供がいる家族構成の人はそのことを伝えておくと、子供に対する対応が寛容になってくれるでしょう。
●挨拶の服装:第一印象は大切です。挨拶時の笑顔はもちろん、服装はあまり奇抜にならず、カジュアルでも常識の範囲内の服装を心がけましょう。なにごとも初めが肝心ですね。