洗濯ものに使う柔軟剤。
香り付きのもの、そうでないもの。
人気のある香りや、売れている商品。
ちょっと気になります。
友人の服からほのかに良い香りがする。
いったいどんな柔軟剤を使っているのか?
あなたなら、どうしますか?こっそり聞いてみる?
ランキング記事は多いけれど、それは本当なのか?
ちょっと捻くれて考えると、ランキングで、好みの香りはみつかるのかな?
自分の本当の香りと出会いたい。
そう願うなら、まず自分で嗅ぎ分けること。
ちょっとその前に、調べてみました
多くの企業がさまざまな香りの柔軟剤を販売しています。
香水のように香りの変化を表現したり。
香りの成分の違いをヴィジュアルで表現したり。
ネーミングも興味深いものがあります。
人は香りをどう感じるのでしょう
人の嗅覚と香りの関係は?
香り(嗅覚)は言葉以上に感性に響くもの。
人間の五感の中で、嗅覚だけが、ダイレクトに大脳辺縁系へ到達します。
その他の感覚は、まず大脳皮質から大脳辺縁系へ伝わって行く仕組みです。
大脳皮質は、知覚、思考、推理など、知性を司る「知性の脳」と言われています。
一方、大脳辺縁系は、食欲、性欲、意欲など、人間が本来持つ感覚、本能を司る「本能の脳」。
ですから、香りや臭いは、考える前に体が反応を起こす場合があると言うことです。
うなぎの好きな人が、その香りだけで「食べたい」「唾液が出る」など。
臭いがダイレクトに体に反応を起こさせるのです。
香りがダイレクトに人の感情に訴えるなら
柔軟剤も、自分の感覚で香り選びをすることで、個性を表現したり、目的別に香りを選ぶと言う、考え方が生まれてきます。
基本的に、臭い、香りに対しては女性の方が敏感。
しかし、嗅覚自体の能力に男女差はない。
ホルモンの関係で女性は、臭いが気になることも。
普段は気にならない他人の体臭が非常にイヤな臭いに感じるなど。
このことからも、柔軟剤の選び方の課題が、浮き彫りになってきます。
香りは第一印象のカギとなります
女性側から言えば、逢った瞬間に好意をもつ場合も。
いい香りがしないまでも、臭くない清潔な衣類のケアや体臭対策は、必要と言うことです。
モテオ、モテコになりたいならこの手を使わないのはもったいない。
香りを自在に操り、TPOに合った香り選びが重要だと言うことです。
消臭効果、抗菌効果、そして香り
順番は、消臭効果や抗菌効果が先になります。
消臭効果の高い洗濯洗剤を、衣類の種類で使い分けして確実に洗浄します。
ニオイ菌や、脂臭菌を除去。そこに、香りをプラス。
これが、重要なポイントと言えるでしょう。
いくらお気に入りの香りでも、ニオイ菌の残る衣類に香りをつけては逆効果。クサいと言う感情をダイレクトに人に植付けてしまう可能性もある訳です。
基本的な商品を見てみましょう
消臭効果で選びたい場合。
結構、多くの商品が販売されています。
柔軟剤を使う前段階のお洗濯にプラスして消臭しておく為の酸素系漂白剤や、消臭、抗菌、防臭効果の高い洗剤も最終的に柔軟剤の効果を高めてくれるアイテム。
洗剤だけでは落とし切れない汚れやニオイを酸素系の漂白剤でしっかり取り除けば、柔軟剤の香りも引き立ちます。
ソープやフラワー、ハーブなど香りも多彩
さきほども書きましたように、香りは、直感的に好き嫌いがわかれる部分です。
柔軟剤の香りに迷ったらネーミングで選ぶのが無難。
また、香りのサンプルがある場合も、ない場合も。
一回分やお試しサイズの商品を揃える商品も。
試してから買っても良いし、賭けに出るも良し。
賭けと言っても数百円のものが中心。
一般的に販売されている柔軟剤なら心配はなさそう。
売れ筋は、どのあたりでしょう?
大手の企業から、柔軟剤に特化した企業までさまざまな柔軟剤が、販売されています。
ランキングを割り出すことは、非常に難しい。
それは、販売ルート複雑にある為です。
一先ず、大手ネットショップのランキングを覗き見。
インターネット通販の特徴から、通常のドラッグストアなどでは、なかなか手に入らない輸入製品が上位を独占。
やっぱり輸入品のダウニーが強い
また、容量の大きいものが数本のセット売りされているのも特徴です。
せっかく、みつけた安いショップ。
送料を考えると、送料が無料になるまで買うのが得策と言えるでしょう。
少しでもおトク感が欲しいですよね。
通販では、売れた本数もランキングの要素。
本数によっての売れ筋も出ています。
強い香りの輸入品や製造中止の商品が上位
ここでも、ダウニーのグループが上位を占めています。
メキシコや、タイなど海外の独特な香りに人気が集中しています。
購入者の商品レビューから、購入の意図が垣間見えます。
日本向けの商品では香りに満足出来ない、香りが持続して欲しい。
また、日本製品にはない個性的な香りを求めているなど。
こだわりのある顧客層が多く利用しているのが特徴です。
しかし、4位は意外にも無香料がランクイン
大きなサイズで無香料の海外の柔軟剤です。
私も、はじめて見ました。
あまり小売店などには、出回っていません。
ダウニーの柔らかでなめらかな質感と無香料。
意外と良いかも知れないと思います。
その後に続く柔軟剤は?
出ました。ランドリンです。
ダウニーの次に食い込んで来ています。
ランドリン。パッケージのイメージで輸入品?と感じている方も多いかもしれませんが、発売元は、日本の企業。
さまざまな香りを取り揃え、オーガニックを意識した、セレブな柔軟剤がコンセプト。
ボトルのデザインもおしゃれでインテリアの邪魔になりません。
同じ香りでミストも選べます。
このあたりの細やかさは何となく日本企業っぽい?
商品のサイトもおしゃれに出来ていて思わず欲しくなる柔軟剤です。
「着る香水」と表現されています。
洗濯の新しいスタンダードとも。
香りの表現も、香水のよう。
香りだけじゃないこだわりの除菌力や消臭力も細かく説明されています。
きめ細かい説明は、日本独特なのかもしれません。
次もダウニー、LIONのアロマリッチも
ダウニーの人気は凄いです。
ネットの中ではやはり王者的存在。
海外の製品もさまざま選べるし、カンタンに価格の比較も出来るのが強みでしょう。
家の近くのドラッグストアーには、なかなかない商品があふれている。
インターネットショッピングの楽しい部分ですね。
このランキングの最後にLIONのアロマリッチのアニーが詰め替え用でランクインしています。この現象は、もう、この商品が発売終了しているからだと思われます。
それでも欲しい。既に生産が終了しても香りは、それを好む人を虜にするのです。
感情に一度刷り込まれた良い香りは、麻薬のように忘れがたいのかも。
なんだか、そんな彼氏? 否、香りをみつけたい。
おなじみのファーファが登場です
ダウニーに続いて人気のファーファ。
クマのキャラクターがとってもキュート。
ファーファも、香り戦争に参戦?!
フランスのアロマ調香師が、厳選した香りが発売されています。
可愛いイメージから、男性向け、女性向けの香水を意識した上品なボトルが印象的です。
トップノートからラストノートへ
はじめに感じる香りから、時間とともに変化する香り。
香水のように香りを表現する柔軟剤。
はじめは、フレッシュな柑橘系?。
干し上がり、たたむ時、着用時に感じる香り。
日中、汗をかいた時に感じる香り。
最後は、服を脱ぐ時の香りなど。
一本の柔軟剤からさまざまな香りが生まれる商品も。
どれが良いのか迷ったら、本体の色やデザインで選ぶのも良いかもしれません。
テスターを幾つも嗅ぎ分けていると、嗅覚が麻痺して香りを利き分けることができなくなるので要注意です。
でも、何度かさまざまなものを、使ううちに非常に離れ難く思える、何とも不思議な香りに出会えることがきっとあります。
多分その香りは、過去に何処かで刷り込まれた香り。
脳が、良いと判断した香りを思い出すのだと思います。
あなたの好きな香りとの再会を祈っています。
さあ、大好きな柔軟剤を探しに出掛けてみましょう。