蚊、ブヨと並んで夏の害虫として忌み嫌われているアブ。今回はアブ対策とアブに刺された時の治療法に迫ります。
アブとはなんぞや?
蚊と同じく血を吸う害虫というイメージが強い虫です。事実、蚊やブヨと同じように血を吸う虫ではあるのですが、アブの場合、刺された時はすぐにそれとわかる痛みが走ります。これは、刺すというよりもヒフを切り裂くというアブの血の吸い方が原因です。刺された部位はすぐに腫れ上がり、強い痒みを感じるようになります。体質によっては水ぶくれや化膿が起こったりもするようです。
アブは蚊やブヨと同じく水中に卵を産み付けます。また、夏が最も活発な時期でもあります。水の多い環境で生活している虫なので、海や川といった場所へのレジャーの際は対策は必須となります。ハエ目に属する虫ですが、ハチとよく似た風貌をしています。アブは羽が2枚しかないので、その点で見分ける事ができるでしょう。
アブに刺された時の症状
以下のような症状が認められています。
・刺された時の激痛
・腫れ
・強い痒み
この中で腫れと強い痒みは2〜3週間も続く可能性があります。さらに、水ぶくれや化膿を起こしたりもする原因にもなります。傷口を爪で強く引っ掻きとびひを起こすといった二次感染を防ぐためにも、早めの受診、治療は必須でしょう。場合によっては微熱が出る事もあります。
対処と治療
アブはハチと同じく、多数の群れで襲ってくることがあります。なので、アブに刺された時はすぐにその場を離れる必要があります。さらに、血の匂いが他のアブや虫を呼び寄せることがあるので、すぐに止血をすること。また、湿度の高い曇りの日や雨の日といったにも注意です。
対処として、効き目の速いエアゾール系の殺虫剤をまく、蚊取り線香を焚くといったことも考えられます。ブヨと同じく、ハッカ油のスプレーで予防をするという手もあるでしょう。刺されないように、素肌を出さない服装をするというのも有効な対処法です。アブは足を狙ってさしてくる事が多いので、ハーフパンツは穿かないほうが良いでしょう。また、首にタオルを巻くといった工夫も必要になります。
ウシアブ対策として作業着ズボンの下に一枚薄手をはき、さらに靴下をオールドスタイルにして足首袖口からの侵入を防ぐ。
しかし、ヘルメットの隙間を侵入し頭皮を攻撃したり、長袖インナーを貫通して攻撃したりと本当に厄介
— Pazuraを右に (@MR_PAZURA) 2015, 8月 4
この二日くらいでアブに20箇所くらい刺された
市販の虫除けはあまり効かないので
ハッカ油、エタノール、精製水でアブ対策できるみたいだから自作します。。
— BloodxboneS (@BloodxboneS_RYO) 2015, 7月 31
治療には以下の方法があります。
・刺された部位を流水でよく洗い流す
・患部をよく冷やす
・かゆみ止めを患部に塗っておく
・病院で皮膚科の専門家に診てもらう
かゆみ止めの薬は市販薬で大丈夫でしょう。腫れや痒みがひどいならば、抗ヒスタミン軟膏を塗りましょう。日が経っても
・強い腫れ、激しい痛みを伴う
・微熱が出る
・痒みが引かない
といった時は、すぐに病院へ行くべきです。
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